レース動画あり!! MotoGP 第10戦 チェコGP 決勝レース結果と各選手のコメント!



8月3日~5日の日程でMotoGP 第10戦 チェコGPがブルノサーキットで開催されています。

昨日、日曜日は各クラスの公式予選が行われました。

未だ私は入院中の為、レースを観戦することができずスマホのデザリング機能を使用しブログを更新しているのですが、パケット料の関係でレースを見れていません・・・

よって、簡単ではありますが各クラスのレース動画と結果、レース後のMotoGPクラスの選手からのコメントを紹介したいと思います。



MotoGP 第10戦 チェコGP moto3クラス 決勝レース動画




 MotoGP 第10戦 チェコGPのmoto3クラス決勝レースは、5番グリッドからスタートしたファビオ・ディ・ジャンアントニオが優勝争いに競り勝ち、キャリア通算47戦目で初優勝を挙げ、総合3位に浮上しました。

6番グリッドのアロン・カネトが、0.112秒差の2位に入り、ポールポジションからスタートしたヤコブ・コーンフィールは、0.339秒差の3位に入り、2016年の戦マレーシアGP以来29戦ぶりの表彰台を獲得しています。

moto3クラスへ参戦している日本人選手ですが、12番グリッドスタートの真崎 一輝選手は、2.517秒差の13位。
28番グリッドの鈴木 竜生選手は14位、27番グリッドの佐々木 歩夢選手は22位、20番グリッドの鳥羽 海渡選手は、2ラップ目の4コーナーで転倒し、第3戦アメリカGP以来今季2度目の転倒リタイアとなってしまいました。

MotoGP 第10戦 チェコGP moto3クラス 決勝レース リザルト
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moto3クラスポイントランキング
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MotoGP 第10戦 チェコGP moto2クラス 決勝レース動画




MotoGP 第10戦 チェコGPのmoto2クラス決勝レースは、4番グリッドからスタートしたミゲル・オリベイラがチェッカーフラッグまで繰り広げられた優勝争いに競り勝ち、今季2勝目を挙げ、3シーズン目のmoto2クラスで初めてポイントリーダーになりました。

ポールポジションのルカ・マリーニが、0.070秒差の2位に入り2戦連続で表彰台を獲得。
6番グリッドのフランセスコ・バグナイアが、0.525秒差で3位に入りました。

ウォームアップ走行で1番手タイムを出したジョアン・ミルは、1ラップ目にボ・ベンスナイダー、レミー・ガードナーと接触し転倒を喫しました。
また、アレックス・マルケスも11周目に転倒しています。

moto2クラスへ参戦している長島 哲太選手ですが、25番グリッドからスタートし10.626秒差で16位でチェッカーフラッグを受けました。
チャンピオンシップは、オリベイラがポルトガル人ライダーとして初めて総合1位に浮上し、バグナイアは2ポイント差で総合2位。
マルケスは総合3位のままですが、ギャップが53ptに広がりました。

MotoGP 第10戦 チェコGP moto2クラス 決勝レース リザルト
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moto2クラスポイントランキング
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MotoGP 第10戦 チェコGP MotoGPクラス 決勝レース動画




MotoGP 第10戦 チェコGPのMotoGPクラスの決勝レースは、ポールポジションのアンドレア・ドヴィジオーゾが開幕戦カタールGP以来今季2勝目を挙げ、総合4位から3位になりました。

同じくドカティのデスモセディッチを駆る4番グリッドのホルヘ・ロレンソが、0.178秒差の2位に入り、今季3度目の表彰台を獲得。
3番グリッドのマルク・マルケスが、0.368秒差の3位に入りました。
2番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2.902秒差の4位、以降カル・クラッチロー、のダニロ・ペトルッチ、ヨハン・ザルコ、ダニ・ペドロサという結果になりました。

マーベリック・ビニャーレスは、1ラップ目にブラッドリー・スミス、ステファン・ブラドルと接触して転倒リタイアとなりました。
また、今戦から復活したアレイシ・エスパルガロの弟のポル・エスパルガロですが、ウォームアップ走行で転倒した際に左鎖骨を骨折したことから欠場となりました。
ポルは、近郊の病院で精密検査を受けるために、ヘリコプターで搬送されました。
兄弟そろって怪我に悩まされていますね・・・

MotoGPクラスへ参戦している日本人ライダーの中上 貴晶選手ですが、19番グリッドからスタートし、28.311秒差の17位でチェッカーを受けました。

チャンピオンシップはマルケスが16ptを加算し、総合2位のロッシに対して、アドバンテージが49ptとなりました。
また、MotoGPクラスのライダーとチームはブルノサーキットに延滞し、6日にオフィシャルテストを実施する予定です。


MotoGP 第10戦 チェコGP MotoGPクラス 決勝レース リザルト
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MotoGPクラスポイントランキング
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MotoGPクラスの選手から決勝レースが終わってコメントが発表されていますので紹介したいと思います。




アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント
「信じられない勝利です!
週末が始まる前から上手くやれることが解っていたので、モチベーションが高かったのですが、これほど素晴らしい優勝を挙げられるなんて予想以上です。
最初のプラクティスから速く走れ、2日目の予選は最高でした。
今日は完璧に作戦を実行できたので嬉しいです。
周回ごとにマネージメントしました。
状況に応じて最善の対策を講じ、ライバルの走りを理解するように努めました。
リアタイヤを消耗させないように上手く走りましたが、終盤は厳しかったです。
何とかホルヘとマルクをコントロールすることができました。」




ホルヘ・ロレンソのコメント
「非常に困難なことに見舞われた初日から懸命に作業した3日間でした。
2日目に1秒ほどラップタイムを伸ばし、トップ5のグループに入り込むことができました。
決勝レースでは、気温が2日目よりも低下したことが助けとなりましたが、フロント、リア共にタイヤが少し限界だったので、体力とタイヤを温存させるためにライディングスタイルを変えなければいけませんでした。
今までに一度も実行したことがない作戦でしたが、試す価値がありました。
周回を重ねる度に快適さが増しました。

アンドレアにアタックを仕掛けるには、あと2ラップ足りませんでした。
もしかしたら、ラスト2ラップのときにマルクに抜かれなければ、アンドレアに逃げられることはなかったかもしれませんが、彼は素晴らしいレースをしたので祝福したいです。
僕たちにとって、ワンツーフィニッシュは最高のリザルトです。
オーストリアは僕たちのバイクにとって最高のトラックです。
ドライなら理論的には優勝候補ですが、雨が降るかもしれなのでコンディション次第でしょう。」




マルク・マルケスのコメント
「100戦目で勝てませんでした。
転倒を除いて、今季のワーストリザルトです(笑)。
冗談は置いといて、スピードはありましたがドゥカティ勢は加速が非常に強烈なので、彼らとのバトルは非常に難しいです。
それに、ブレーキングも非常に強いです。
10コーナーでホルヘと同じようなブレーキングをしてみましたが、フロントが閉じてしまい転びそうになったので、16ptで十分だと言い聞かせました。
それに、ブルノは僕たちが苦戦するトラックであることを忘れてはいません。

週末の目標は、チャンピオンシップにおけるアドバンテージを広げることでした。
46pt差から、さらに拡大できたことは良かったです。
僕たちは前進しています。
オーストリアが楽しみです。ドゥカティ勢が有利だと思っていません。
彼らと比較して確かに僕たちは加速で劣っていますが、昨年よりも良くなっているポイントがあります。
それに、明日のテストで試すことがあります。
彼らが優勢だという考えを持って、オーストリアに行くつもりはありません。」





バレンティーノ・ロッシのコメント
「最終的には良いレースになったと思います。
良いスタートが切れ、常にトップグループに位置していて、序盤の展開は良かったです。
問題はドヴィジオーゾ、マルケス、ロレンソとフ戦う為の十分な速さがなかったことです。
表彰台獲得に向けてトライしたかったので残念です。
最後にカルとバトルを繰り広げて、最後のシケインで抜くことができポジションを1つ挽回しましたが、表彰台獲得ということに関しては十分ではありませんでした。」




マーベリック・ビニャーレスのコメント
「何が起きたのか解りません。
シンプルにバイクを失ってしまいました。
明日の朝、起きたら全身が痛いでしょうね・・・
バイクに大きな問題があります。
僕たちは僕にとって相応しいセットアップを理解する能力が十分にありませんでした。
朝のウォームアップ走行では、すごく良い感じがありアグレッシブに走らせることができました。
セットアップは金曜に見つけなければいけないので、もしかしたら遅すぎたかもしれません。
12番グリッドからのスタートでは、このようなアクシデントが起きてしまうので僕たちは代償を払ったという事です。
コーナーの進入に苦労しました。
いつもワイドになっていました。
これは一年を通じて悩んでいることです。
曲がらないバイクでしたが、ウォームアップ走行では上手く走れました。
セットアップを大きく振ってみて、週末を通じて一番速く走れました。
1.5秒ほど速かったので、レースに向けて期待が高かったのですが・・・。」




ヨハン・ザルコのコメント
「良いレースとなりました。
序盤にオーバーテイクを試みましたが難しかったです。
他車は非常に強く、彼らと同じように走ることができなかったので、彼らを追走することに専念しました。
タイヤが大きく滑り始め、少しスピードを落とさなければなりませんでした。
レース後半に入ると、トップグループを追いかける最適なペースが見つかり、もう少しで捕まえることが出来そうでしたが、限界に近い走りでした。

レース終盤、バイクをしっかりコントロールしましたが、ダニロを抜くために必要な強みが無く、完走が必要でした。
2日目からバイクのフィーリング良くなり、久しぶりに表彰台に近づけたので、嬉しいです。
ここ数戦は市販車に乗って、パンを買いに行くような感じでしたが、今日は正真正銘のライダーに戻った感じがありました。




カル・クラッチローのコメント
「3位を獲得したかったのですが、リアタイヤが消耗してしまいました。
トップ3人と同じようにコーナーを立ち上がることができず、コーナーの中間で浮かび上がってしまったので、バイクをしっかりと掴む必要がありました。
これが問題で、これがマルクと僕のバイクの違いです。
改善しなければいけません。

ブルノはホンダにとって決して強いトラックではなかったですが、チームとホンダは素晴らしい仕事をしてくれました。
グループ内でバトルをしたことを喜ばないといけません。
それに、ダニの前でフィニッシュしたことは、チームと僕のリザルトにとって重要です。
良いリザルトでしたが、表彰台を逃してしまったのは残念です。」






ダニロ・ペトルッチのコメント
「上手くやれたので、今週末が嬉しいです。
もしかしたら、もう少しポイントを稼ぐことができたかもしれませんが、オーストリアに大きな自信を持って乗り込みます。
ドゥカティがワンツーフィニッシュを達成したことが嬉しいです。
僕も貢献したと感じています。」

各選手、上記のようにコメントを出しています。
次戦のMotoGPは8月10日~12日にレッドブル・リングで開催される第11戦 オーストリアGPです。
2週続けての開催となります!
残念ながら、退院予定が立っておらず、今週も私は見れそうにありません・・・・
ドカティ有利と言われているコースですが、マルケスのコメント通り、マルケスが大暴れしそうな気がします。
今週末のレースも目が離せませんね!



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