KTMのファクトリーライダーを勤めているブラッドリー・スミスですが、今季でKTMとの契約満期を迎え、来季の就職先が注目されています。
KTMは、第11戦オーストリアGPで2019年のプロジェクトを発表した際にダニ・ペドロサ、ジョナス・フォルガー、ブラッドリー・スミスが候補であるとコメントしていましたが、どうやらスミスは今季限りでKTMとはお別れとなりそうです。
スミスは、いろんなメディアのインタビューに答えており、どうやらアプリリアのテストライダーに就任する可能性が高そうです。
スミスは、SPEEDWEEK.COMへのインタビューで以下の通り答えています。
「僕は今季終了後、KTMのために走るつもりはありません。
将来における僕のビションは、KTMが期待しているテストライダーに就任することではありません。
レースがしたいです。
KTMはテストライダーに対して、ワイルドカードとして参戦させるつもりはありません。
僕たちはミカ・カリオの状況を学びました。
昨年は輝きませんでしたが、今年はニューマシンでポルと僕よりも速かったです。
これは、KTMとしてのブランドと意思決定者たちにとって良くないことでした。
もし、今の調子でKTMにテストライダーとして残留する場合、来季起用されるレギュラーライダーの4人に競り勝つ可能性があります。
そうなることは良くないと思います。
僕は5月に追い出されました。
KTMは僕をテストライダーとして契約を結ぶことを約束しませんでした。」
とコメントしています。
5月にKTMがテストライダーでの契約をしていれば、違った未来があったのかもしれませんが、割とスミスがKTMに抱える闇が深そうですね・・・・
モータースポーツの専門ウェブサイト、AUTOSPORT でのインタビューに対し、スミスは来季2つのオプションがあることを説明しています。
「まだ幾つかのことを待っているところです。
それは、ヤマハとアプリリアです。
この2つのオプションは、まだ可能性があります。
僕は、5度のワイルドカード参戦とテストライダーを希望します。
KTMで開発の役割を担っていたことから、アプリリアの可能性が高いと思います。
ヤマハは洗練されたバイクです。
テストライダーとしての役割はそれほど大きくありません。」
また、イギリスのテレビ局でMotoGPを放送している BT Sport が、第12戦イギリスGPの2日目にヤマハのモーターレーシング・マネージングダイレクターの リン・ジャービス氏に来季のテストライダーの事を聞いたら、「イギリス人ではない」と答えているので、ヤマハのテストライダー就任は無さそうです。
また、アプリリアの動向ですが、スペインのテレビ局 Movistar TV が第12戦イギリスGPの初日にアプリリアのレーシングマネージャーのロマーノ・アルベシアーノ氏にインタビューをしています。
インタビュアー:6月上旬にアンドレア・イアンノーネとの契約を発表した直後、スコット・レディングに対して継続起用を目的にテストライダーの就任を打診し、回答待ちであることを説明していたが・・・
ロマーノ・アルベシアーノ:我々は決断を下していません。検討中です。
と、レディングの起用が保留となっていることを明かしています。
上記の事から、ブラッドリー・スミスがアプリリアのテストライダーに就任する可能性は高そうですね!
スミスはアレイシ兄やレディングよりは開発能力が高そうなので、来季のRS-GPが上位争いに加わることを
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