モビスターヤマハは問題解決できたのか?ミサノ プライベートテストについて



Movistar YAMAHA MotoGP Teamは8月19日に、3週間後に開催される第13戦サンマリ&リビエラ・ディ・リミニGPの開催地である、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリでプライベートテストを実施しました。

YAMAHA 意外の参加チームですが、Ducati Teamからはロレンソとドヴィジオーゾに加えテストライダーのミケーレ・ピッロ。

LCR HONDAから、カル・クラッチローと中上貴晶とHRCのテストライダーのステファン・ブラドル。

マーク・VDSから、フランコ・モルビデリとトーマス・ルティ。

アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニからは、アレイシ・エスパルガロとスコット・レディングがプライベートテストに参加しました。





Ducati Teamのホルヘ・ロレンソは、72ラップを周回し、ヤマハ時代の2016年にポールポジション獲得した際に樹立したサーキットベストラップ 1:31.868 に接近する1:31.9を記録し、昨年3位表彰台を獲得したアンドレア・ドヴィジオーゾは、90ラップを周回して1:32.5を記録しました。
2名ともセッティングを煮詰める内容のテストがメインだったようです。
なお、ピッロ選手に関しては、20〜21日もミサノに残りテストを続け、第13戦サンマリ&リビエラ・ディ・リミニGPにワイルドカード参戦する予定となっています。

ホンダ勢に関しては、クラッチロー選手以外のライダーは、非公式タイムが公開されておらず今回のプライベートテストの情報はほとんどありません。

アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのアレイシ・エスパルガロとスコット・レディングですが、どうやら新型シャーシとスイングアームに加え、改良型のエンジンをテストしたようです。
今回テストしたエンジンはシルバーストーン戦で投入予定との事です。

問題のMovistar YAMAHA MotoGP Teamのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスですが、電子制御を中心としたテストプログラムに取り組みました。
ロッシは86ラップし、1:33.2のタイムが最速で、不満を残すテストとなったようです。
ビニャーレスも95ラップするも1:33.4が最速タイムとなりました。

非公式タイムが発表されているライダーは以下の通りです。

ミサノのプライベートテスト 非公式タイム

1位 ホルヘ・ロレンソ        (Ducati)  1:31.9
2位 アンドレア・ドヴィジオーゾ   (Ducati)  1:32.5
3位 カル・クラッチロー       (Honda)  1:33.1
4位 バレンティーノ・ロッシ     (Yamaha)  1:33.2
5位 マーベリック・ヴィニャーレス  (Yamaha)  1:33.4
6位 アレイシ・エスパルガロ     (Aprilia)  1:33.5
7位 スコット・レディング      (Aprilia)  1:33.8

恐らく、近日中にロッシから今回のテストについてコメントが出ると思うのですが、良いコメントは期待できそうにありませんね・・・
果たしてどんなコメントになるのでしょうか!?




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