MotoGPのヤマハのサテライトチームとなるSIC-Ángel Nieto Teamのライダー2名について、先日レッドブルリンクで開催された第11戦オーストリアGPのウォームアップ走行中にヤマハのモーター・レーシング・マネージング・ディレクターのリン・ジャービス氏が、国際中継のピットレポーターによるインタビューに応え来季結成されるヤマハのサテライトチームのライダーについてコメントしました。
ジャービス氏によると、23歳のイタリア人ライダーであるフランコ・モルビデリと19歳のフランス人ライダーのファビオ・クアルタラロが起用されるそうです。
リン・ジャービス氏のコメント
「我々はライダーに関する発言権も選択権もありません。
最終的な決定権は、サテライトチームが所有しますが、YZR-M1を走らせる能力があることを確認するために、我々の最終的な承認が必要となります。
彼らはフランコ・モルビデリを選択しました。
我々としても大変興味深いライダーです。
ワールドチャンピオンであり、VR46アカデミーに所属しているライダーです。
決定的に才能があり、今年使用しているバイクよりもYZR-M1の方が上手く走らせることができると思います。
フランコに関しては、最初から疑いの余地はありませんでした。
そして、もう一人のライダーはファビオ・クアルタラロを選びました。
19歳と非常に若いライダーですが、決定的に素晴らしいタレントの持ち主です。
もしかしたら、ここ数年間は方向性を失ったかもしれません。
グレートなリザルトを獲得していませんが、今年は将来有望なライダーであることを証明しました。
時々、才能のあるライダーを選択して、あまり期待しないときもありますが、成功を挙げることもあります。
ハフィス・シャリンがその例です。
我々はライダーの選択に関して大変満足しています。」
とのコメントです。
前からモルビデリは噂されていましたが、もうひとりのライダーはクアルタラルロに落ち着きそうですね。
今年の最終戦の翌日に行われるテストで、今季ホンダ機を駆るモルビデリと、moto2クラスからステップアップしてくるクアルタラルロがどれくらいのタイムを叩き出すか今から楽しみです!
※現時点での2019年のMotoGPクラス参戦チームとライダーをコチラのページにまとめています。
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