書籍の紹介 RACERS Vol.51 発売中!


三栄書房より発刊されているRACERS Vol.51が7月24日に発売されました。

今回取り上げられたマシンは、 1987~1988年の鈴鹿8耐マシンのYZF750です。

1987年の鈴鹿8耐と言えば、ヤマハが鈴鹿8時間耐久ロードレースを初制覇した年で、ラップ数も200周の大台に突入しました。

鈴鹿8耐 直前のWGPで平 選手が負傷した為、平 選手はライダーとしてではなく監督としてチームを指揮することになりました。

1987年のレースはマーチン・ウイマー & ケビン・マギー組が200周を走破して優勝し、平 選手は監督として8耐初優勝を遂げました。



レース中盤までに、ポールシッターのガードナー & D.サロンがトップで周回を重ねるもの、D.サロンがデグナーカーブで転倒してしまい脱落。
これでトップに立ったのはヨシムラのグッドフェロー & 高吉 選手でしたが、高吉 選手がチェッカーまで約5分のところで転倒してしまい、ヤマハにとって8耐初制覇となりました。



1988年のレースでは、8耐初参戦のレイニーが見事なパフォーマンスを発揮し、ポールポジションを獲得します。
レース終盤ではライトが点灯しないというトラブルに見舞われるもの、それ以外ではパートナーのマギーとともに全く危なげない走りを見せ、ロバーツ監督に優勝をプレゼントしました。



優勝候補筆頭のガードナー & マッケンジーは、105周目に転倒し、前年に監督として8耐を制覇した平 選手はドゥーハンとペアを組んで出場するも、残り11分となったところでマシントラブルが発生。
2位にはシュワンツ & ポーレンが、3位にはサミン & モリラスが入りました。

今年で誕生から20周年を迎えたYZF-R1ですが、ヤマハのワークスチームの"YAMAHA FACTORY RACING TEAM"は、前人未到の鈴鹿8耐 4連覇がかかっており、注目されています。



RACERS Vol.51は、ヤマハの8耐マシンの原点とも言える YZF750に着目しており、30年前のヤマハの鈴鹿8耐におけるテクノロジーなどを紹介しています。
8耐開催前に読んでみてはいかがでしょうか?




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