MotoGP第7戦・BSB第4戦・全日本ロードレース選手権 第4戦、各クラス決勝レース リザルト



6月15日~17日の日程で、MotoGP第7戦カタルニヤGP、BSB第4戦スネッタートン300、全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGOが開催されました。

今回も各選手権、白熱した内容で、どのレースも面白かったです!

特に、MotoGPは完全に強いロレンソが帰ってきたと言っては良いのではないでしょうか!?

ロレンソの復活に関しては言いたいことが色々あり、昔レースを少し かじっていた自分としましては、ポジション調整って凄く大事だと解っているつもりですが、「タンクカバー1つで、ここまで結果が変わるものか!?」とか、「もう1シーズンだけでもDucatiのロレンソが見たかった!」など、感想が色々ありますが、語りだすとキリがありません。

日曜日に行われた各選手権のリザルトと動画、MotoGPクラスのトップ3の選手のコメントを簡単に紹介したいと思います。

(その他の選手のコメントは、後日紹介したいと思います。)



全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
JSB1000 レース2 動画




全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
JSB1000 決勝レース2リザルト
※画像クリックで拡大します。




全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
J-GP2 決勝レース 動画



全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
J-GP2 決勝レース リザルト
※画像クリックで拡大します。





全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
ST600 決勝レース 動画




全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
ST600 決勝レース リザルト
※画像クリックで拡大します。




全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
J-GP3 決勝レース 動画




全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
J-GP3 決勝レース リザルト
※画像クリックで拡大します。


全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
JP250 決勝レース 動画




全日本ロードレース選手権 第4戦 スポーツランドSUGO
JP250 決勝レース リザルト
※画像クリックで拡大します。






BSB第4戦スネッタートン300 決勝レース1 ダイジェスト動画




BSB第4戦スネッタートン300 決勝レース1 リザルト
※画像クリックで拡大します。
ショーダウンまで6位以内に入っていれば良いBSBですが、ブラッドリー・レイはトップ走行中にまさかの転倒!!
非常に勿体なかったですね・・・
世界に出るライダーですので、今後こういう事の無いように気をつけて欲しい所です。


BSB第4戦スネッタートン300 決勝レース2 ダイジェスト動画




BSB第4戦スネッタートン300 決勝レース2 リザルト
※画像クリックで拡大します。


上記で触れたブラッドリー・レイですが、若さ故なのかレース2でグレン・アーウィンのインにバイクをネジ込み、接触転倒しました。
その前の追い抜きも強引でしたし、挽回しようと焦っていたのが見え見えでしたね。
まるで、マルケスを見ているようでした・・・・
ブラッドリー・レイは、速いのは認めます。
世界に出ていくライダーだと思いますが、もう少しパッシングの際の技を増やしておかないと、世界に出た時苦労すると思います!
速さはあるのですが、上手さに欠ける気がします。
まだまだ伸び代のあるライダーなので、ハスラムやブルックス等のベテランライダーから学んで欲しいと思います。
気がつけばブラッドリー・レイを目で追っていますし、応援してます!頑張って!!




MotoGP第7戦カタルニヤGP moto3クラス 決勝 ダイジェスト動画




MotoGP第7戦カタルニヤGP moto3クラス 決勝リザルト
※画像クリックで拡大します。




moto3クラスの決勝レースは、非常に転倒の多いレースとなりました。
ポールポジションからスタートした総合7位のエネア・バスティアニーニが最終ラップの1コーナーで素晴らしいブレーキングでトップに飛び出し、2016年10月の日本GP以来、27戦ぶりの優勝を挙げ、総合4位に浮上しました。

3番グリッドの鈴木 竜生選手はスタート直後に2番手、9ラップ目にはトップを走行する好走を見せ、0.639秒差の5位でフィニッシュ。
6番グリッドの鳥羽 海渡選手は、6.801秒差の6位、4番グリッドの佐々木 歩夢選手は、11番手走行中の15ラップ目に今季4度目の転倒でリタイア、11番グリッドの真崎 一輝選手は、15番手走行中の5ラップ目に今季初転倒を喫しリタイアとなりました。



MotoGP第7戦カタルニヤGP moto2クラス 決勝 ダイジェスト動画




MotoGP第7戦カタルニヤGP moto2クラス 決勝リザルト
※画像クリックで拡大します。

moto2クラスも転倒の多いレースとなりました。
レースは、初めてのポールポジションからスタートした総合12位のファビオ・クアルタラロが公式予選の走りを再現させ、moto2クラスで25戦目、キャリア通算56戦目で初優勝を飾り、総合10位に浮上しました。
また、スピードアップに2015年4月の第2戦アメリカGP以来となる、優勝をもたらしました。
2位にミゲル・オリベイラ、3位にアレックス・マルケスという結果となり、12番グリッドからスタートした長島 哲太選手は、18.995秒差の13位でレースを終えました。


MotoGP第7戦カタルニヤGP MotoGPクラス 決勝フル動画




MotoGP第7戦カタルニヤGP MotoGPクラス 決勝リザルト
※画像クリックで拡大します。




MotoGPクラスも非常に転倒やマシントラブルの多いレースとなり、約半数がリタイアという荒れたレースになりました。
MotoGPクラスの決勝レースは17日、カタルニヤ・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした総合10位のホルヘ・ロレンソが2ラップ目からレースの主導権を握り、前戦イタリアGPに続き、2年ぶりとなる2戦連続の優勝を達成しました。
ロレンソはMotoGPクラスで46勝目となり、当地で3年ぶり6勝目、キャリア通算67勝目を挙げ、総合7位に浮上しました。

チャンピオンシップですが、ポイントリーダーのマルケスが20ポイントを加算し、総合2位のロッシに対して、ポイントアドバンテージを23ポイント差から27ポイント差に拡大しました。
総合4位のドヴィジオーゾは、49ポイント差の総合8位に後退しました。

最後に、MotoGPクラスの上位3人のコメントを紹介したいと思います。





ホルヘ・ロレンソのコメント

「ドカティで2勝を挙げられるなんて、数か月前には考えられませんでした。
これは、僅か1週間で浮き沈みが激しいことを意味します。
過去を変えることはできません。
確かに今季末にドカティから離れることは悲しく、唯一トライできることは、ドゥカティと共に可能な限りに多くの勝利を挙げ、後味良く立ち去ることです。

本当に素晴らしい勝利でした。

レースをリードするだけでなく、ライバルたちを抜いて勝てることを証明しました。
今日はスタートが悪く、マルケスから少し引き離されてしまったので厳しかったですが、落ち着いて長いレースになることを考えました。
彼はブレーキングが良かったので、抜くのが難しかったです。
最後まで食らいついて来ましたが、僕たちには戦闘的なパッケージがあり、今週末はドヴィジオーゾも僕も戦闘力がありました。

デスモセディチは、ほぼ全てのトラックで良く走るので、この状況を利用しなければいけません。

タイヤがあまり消耗しないことは、大きなアドバンテージとなります。
勝利を喜び、明日から次戦のことを考えます。」




マルク・マルケスのコメント
「状況を可能な限り上手くマネージメントして、頭脳的になったレースでした。
スタートに集中し、僕はプレッシャーがあるときの方が上手く行くようです。
ホルヘが前に出ると、離されてしまうことが分かっていたので、彼を抜きました。
抜かれた後は追いかけて、後続を引き離すことが重要でした。
一度、十分なアドバンテージを築き、ホルヘを捕まえることが不可能となったとき、何度も転びそうになったので少しペースを緩めました。

今日重要だったのは、転ばなかったことです。

タイヤ選択は正直迷いました。
時々、期待通りに機能しないときがあるんです。
ソフトが良い選択だったのか解りませんが、僕は硬めを選びました。
2位は良いリザルトです。
23ポイント差を27ポイント差に広げました。
状況を理解して、可能な限り上手くコントロールするときです。
ムジェロでミスを犯してしまい、しっかり反省しました。
勝てないとき、今日のように何かが足りないときは、表彰台獲得が重要です。」




バレンティーノ・ロッシのコメント
「今季4度目の表彰台でしたが、いつも3位ですね。
これは少し何かが足りないことを意味します。
ヤマハが最後に優勝を挙げたのはアッセンです。
理論的に、1年前の状況と今年の状況を考慮すれば、アッセンで勝つことができるでしょう。
優勝争いをしなければなりませんが、この世界では、それほど簡単ではありません。

プラクティスでは、ドゥカティの2台とマルケスが僕たちよりも少し速かったです。
セカンドグループに近く、ウォームアップ走行でバイクを少し調整し、旋回が改善され、少し速く走れるようになりました。
上位陣に接近しましたが、十分ではありませんでした。
昨年苦戦したトラックでしたが、今年は最終ラップまでペースを維持することができました。
これは良いことだと言えます。

僕たちは素晴らしい仕事をしていますが、もっと良くすることができます。
チャンピオンシップにおいて、重要なポイントを稼ぎました。
総合2位を守るために、ちょっとしたアドバンテージを広げることができたので、この調子を維持しなければいけません。」


とのコメントです。
ホルヘ・ロレンソの連勝で、今シーズンが更に面白くなってきましたね!

現在、MotoGPクラスのドゥカティ・チームとアンヘル・ニエト・チームの2チームを除く、9チーム22名のレギュラーライダーとワイルドカード参戦した2名のテストライダーが、シーズン中2度目となるオフィシャルテストを実施しています。

各チーム課題が山積みのようですし、良いテストになるといいですね!
次戦TTアッセンでは、どんなドラマが見れるのでしょうか!?
非常に楽しみです!!






人気ブログランキング

コメント