5月5日~7日の日程で行われた BSB 第3戦 オウルトンパークにBSBに第2戦 ブランズハッチ・インディでクラッシュした、ダン・リンフットの代役として、Honda Racing Teamから清成 龍一 選手が参戦しました。
清成選手にとっては1年ぶりのBSBとなり、オウルトンパークで清成 選手は歴代1位の通算12勝を挙げておりまが、普段乗っているMORIWAKI MOTUL RACINGのCBR1000RRとは異なり、フリー走行から苦戦を強いられたようです。
清成選手が出場したBSB 第3戦 オウルトンパークがどんなレースだったか、動画を交えながら振り返ってみたいと思います。
5月6日に行われた公式予選ですが、ノックアウト方式による予選が行われました。
Q2へ進むには18番手以内に入る必要があり、Q3から清成選手は苦戦を強いられ、Q1の残り時間が1分を切っても20番手でした。
Q1残りタイムが00:00となり、そのまま予選終了かと思った矢先、清成選手が滑り込みでQ2へ進めるギリギリの順位の18番手に入ります!
滑り込みで清成選手が18番手に入った時の映像 |
何とかQ2へ進出を果たした清成選手ですが、Q2残り7分で悲劇が起きます。
残り7分を残した所で、まさかのスリップダウンでリタイヤを余儀なくされ、予選を18番手で終えました。
BSB 第3戦 オウルトンパークの予選結果は以下の通りです。
BSB 第3戦 オウルトンパーク 予選結果
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BSB 第3戦 オウルトンパーク レース1 フルレース動画
BSB 第3戦 オウルトンパーク レース1は、序盤からディクソンがレースを先行するも、ハスラム、イルウィン、オハローランと着いて行きますが、序盤から転倒者が続出しますが、5周目に3位を走行中のイルウィンが転倒してしまいます。
18周回で行われたレースですが、 ルーク・モーシー、テイラー・マッケンジー、グレン・イルウィン、カール・フィリップス、ピーター・ヒックマン、カイル・ライド、マイケル・ラバティと6周目までに7名のライダーが転倒リタイアという大荒れのサバイバルレースとなりました。
7周目にハスラムがディクソンを追い抜き、そのままゴールしレース1は、ハスラムがファステストラップも記録し勝利しました。
なお、代役参戦の清成選手は12位でレースを終えました。
BSB 第3戦 オウルトンパーク レース1 リザルト
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BSB 第3戦 オウルトンパーク レース2 フルレース動画
BSB 第3戦 オウルトンパーク レース2は、ディクソン、レイ、ハスラムの順でオープニングラップが進みますが、清成選手のチームメイトのオハローランが淡々と順位を上げ、5周目にトップに躍り出ます!
トップを走るオハローランの後ろで、レオン・ハスラムが徐々に順位を上げ、独走状態を築きかけていたオハローランを12周目にハスラムがついに捕らえ、素晴らしいブレーキングでオハローランを抜きトップへ躍り出ます。
ハスラムはトップになったもの、オハローランも余力を残していたのかピタリとハスラムの後ろを追い、マッチレース状態となりますが素晴らしい抑えでレース2もハスラムが勝利しました。
レース2も転倒者が多く、7名のライダーがリタイアしました。
なお、代役参戦の清成選手は15位でレースを終えました。
BSB 第3戦 オウルトンパーク レース2 リザルト
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今回のレースは転倒者も多く、非常に難しいレースとなりました。
今回の代役参戦には、モリワキレーシングのチームマネージャーの森脇 緑さんも清成選手に同行していました。
1年ぶりにBSBを走ったKing Kiyoですが、今だイギリスでの人気も絶大の様子で、ピットウォークの際にはサインをねだるファン達が大勢いたようです。
やはり、清成 選手は全日本ロード選手権を走っている姿よりも、BSBを走っている姿が非常に似合います。
やはりBSBを見ていて日本人選手がいるのは嬉しいし、清成選手のいないBSBは寂しいもんです。
モリワキがBSBへ殴り込み参戦しないかなぁ・・・
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