排ガス規制の強化で、2017年8月で生産が終了したホンダを代表する原付バイク「モンキー」ですが、その後継車となるモンキー125のコンセプトモデルが、第45回 東京モーターショー2017に出展されましたが、ついに発売となります。
コンセプトモデルが発表された際に、「Monkey125(モンキー125)登場!大猿はモンキーマニア達に受け入れられるのか!?」と言う記事で、排ガス規制により 2007年の生産終了から1年の期間を経て、2009年にFI化されて再登場したモンキーが不評だったことを踏まえて、"一般ウケはしても、モンキーマニアからは受け入れられるのだろうか?"的な内容を書きました。
モンキー125は、個人的に売れ行きが気になる車両です。
さて、7月に発売されるモンキー125のスペック・価格・発売日について、触れて行きたいと思います。
「モンキー125」の開発にあたっては、楽しさをスケールアップし、遊び心で自分らしさを演出する“アソビの達人”をコンセプトに定めました。
従来の50ccモデル「モンキー」の特徴である「シンプル」「コンパクト」「愛らしさ」などの不変的な魅力を踏襲しつつ、125ccの力強く扱いやすい出力特性のエンジンや取り回しやすいサイズ感、親しみやすいデザインとしています。
エンジンは、空冷4ストロークOHCです。
単気筒ならではの広域にわたるトルクフルな出力特性で、軽量なボディーをストレスなく加速させます。インジェクションシステムには、理想的な燃焼を追求するためにPGM-FIを採用。4速マニュアルトランスミッションによる痛快な走りとともに、毎日にうれしい経済性・環境性の両立を目指しました。
PGM-FI (Programmed Fuel Injection System)
電子制御による燃料噴射装置。大気の状態やエンジン回転数などから、コンピューターが常に理想的な燃料の使い方をコントロール。燃料を最適な量とタイミングで供給し、効率良くエンジンのパフォーマンスを引き出します。
スタイリングは、前後長を短く、上下にボリューム感を持たせた台形シルエットを採用。
また、趣味性の高いモデルとして、スチール製の前後フェンダーやマフラーカバーなどをクローム仕上げとしました。
車体は、しなやかさと剛性を兼ね備えたバックボーンフレームを採用。
シートレールは剛性を確保しながら、デザインの基調であるラウンドシェイプに合わせた形状としています。
脚まわりには、バネ下重量を軽減する倒立フロントフォークや、強度を確保した専用設計のスイングアームを採用しています。
ブレーキは、制動フィーリングに優れた前・後ディスクを採用。
フロントのみABS(アンチ・ロックブレーキ・システム)を装着したタイプを設定しました。
タイヤは12インチのブロックパターンタイプを装着しレジャー感を演出。
高密度ウレタンを採用したクッション性の良いシートの採用などとあいまって、快適な乗り心地を確保するとともに、剛性感としなやかさを兼ね備えた扱いやすい操作フィールを実現しました。
ロービーム/ハイビームを囲むように配置されたポジションランプが、モダナイズされたMonkeyの新しい個性を象徴します。
ヘッドライトデザインとの統一感をもたせたテールランプとウインカー。
LEDを採用して被視認性の向上を追求するなど、見た目だけでなく機能性にも配慮しました。
小ぶりなケースにシンプルな機能をもたせた反転液晶タイプの単眼メーター。
イグニッションON時には“ウインク”でライダーを迎えるアニメーション演出など遊び心も忘れていません。
フューエルタンクはコンパクトサイズながら5.6Lの容量を確保。
エアプレーンタイプのヒンジ付キャップの採用や、オールドタイプのウイングマークをあしらったエンブレムなど細部にもこだわりました。
サイドカバーはフューエルタンク同様、Monkeyらしさを演出するサイドカバー。
キー付で書類入れとして使えます。
パールネビュラレッド |
バナナイエロー |
主体色には、情熱を表現するパールネビュラレッドと、若々しさを表現したバナナイエローの2色を設定し、コンパクトな車体の存在感を高めています。
販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 3,200台
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
モンキー125 399,600円(消費税抜き本体価格 370,000円)
モンキー125<ABS> 432,000円(消費税抜き本体価格 400,000円)
発売時期 7月12日(木)
モンキー125 スペック
※【】内はABS仕様
車名・型式 ホンダ・2BJ-JB02
全長×全幅×全高 (mm) 1,710×755×1,030
軸距 (mm) 1,155
最低地上高 (mm) 160
シート高 (mm) 775
車両重量 (kg) 105【107】
乗車定員 (人) 1
最小回転半径 (m) 1.9
エンジン型式・種類 JB02E・空冷 4ストローク OHC 単気筒
総排気量 (cm3) 124
内径×行程 (mm) 52.4×57.9
圧縮比 9.3
最高出力 (kW[PS]/rpm) 6.9[9.4]/7,000
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) 11[1.1]/5,250
燃料消費率(km/L)
国土交通省届出値定地燃費値(km/h) 71.0(60Km/h定地走行テスト値)<1名乗車時>
WMTCモード値(クラス) 67.1(クラス1)<1名乗車時>
燃料供給装置形式 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量 (L) 5.6
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式4段リターン
変速比
1速 2.500
2速 1.550
3速 1.150
4速 0.923
減速比 1次/2次 3.350/2.266
キャスター角(度)/トレール量(mm) 25°00´/82
タイヤ (前)120/80-12 65J (後)130/80-12 69J
ブレーキ形式 (前) 油圧式ディスク (後) 油圧式ディスク
懸架方式(前)テレスコピック式 倒立サス (後)スイングアーム式
フレーム形式 バックボーン
となっております。
しかし価格が一番安いモデルで399,600円ですか・・・
私は「せめて、PCXくらいの値段だろう」と思っていたのですが、超えてきましたね・・・
しかも、スズキが販売する125ccのスポーツバイクGSX-R125より高いとは・・・
ホンダの純正パーツが80%装着でき、社外パーツも使用できる コチラの中華モンキーの新車が4台買える値段ですね・・・
果たして、新型モンキーはヒット商品となる事ができるのか!?
売れ行きに注目したいと思います!!
前に書いた記事のコメントでも頂いたのですが、ホンダさん!!
モトラを出してください!! 多分モトラも結構需要があると思います!!
お願いします!!
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