昨年のノースウエスト200でCBR1000RR(SC77)を駆って出走したもの、転倒し怪我を負った為 予定していたマン島TTに参戦できなかった公道レースのレジェンド ライダーのジョン・マクギネス 選手ですが、今年のマン島TTへNortonのワークスチームからスーパーバイク、シニアTTクラスに参戦するようです。
45歳になるマクギネスは、昨年のノースウエスト200で起きた事故による怪我でキャリアが終わったのではないかとも言われていました。
マクギネス 本人も去年の秋に「もうスーパーバイククラスの公道レースには参加しないかも・・・」とコメントを残していました。
しかし、ノートンでのマン島TTデビューに向けて、しっかり準備してきたようです。
ちなみに、Nortonでのチームメイトは元BSBチャンピオンのジョシュ・ブルックスになり、両ライダーはノートンのV型4気筒のスポーツバイク V4RRをベースとした、マン島TT用ファクトリーマシンのSG7で参戦します。
ジョン・マクギネスのコメント
「私は負傷のためにキャリアを終わらせたくありませんでしたが、怪我の具合がどれほど回復しているか解らなかったので、復帰できるかどうか解りませんでした。
しかし、今の回復具合は順調です。
マン島TTへ行く準備ができています。
今月末までに私の脚から固定ボルトを外し、バイクの感触を確かめながらテストを開始します。
私はバイクのメーカーが変わってもレースまでには、準備できると思います。
今の私には情熱が必要で、ノートンには情熱があります。
スチュアート・ガーナーと初めて会った時から、情熱を感じました。
私は1992年にNortonでスティーブ・ヒスロップがシニアTTで優勝するのを見ました。
あれは凄い勝利で、誰もがあの時の勝利を覚えているでしょう。
私はノートンのバイクを、YouTube 動画でたくさん見てきました。
去年実物を見る機会もあり、扱いやすさとハンドリングを備えており、非常に速いバイクだと思います。
なので、Norton SG7で勝てないことはないでしょう!」
とのコメントです。
去年は怪我でシーズンを棒に振った上、引退か!?とも言われていたマクギネスですが、無事復帰ということで安心しました。
しかし、ノートンから復帰とは思いもしませんでしたね・・・
しかもチームメイトは昨年の8耐をヨシムラから走ったジョシュ・ブルックスですよ。
ブルックスは2017年のマン島TTでもノートンから参戦したので、その流れで今年もノートンからの参戦なのでしょう。
ノートン SG7を走らせるジョシュ・ブルックス(2017) |
ぶっちゃげ、マックおじさんがノートンから参戦するより、ブルックスが公道レースへ専念する方が衝撃です!
鋭いブレーキングでバイクをねじ込む走りは正に神業で、大物役者のブルックスが今年のBSBで見れないのは非常に悲しいのですが、公道レースでのブルックスの活躍に期待しましょう!
コメント
コメントを投稿