以前、こちらの記事で取り上げた カワサキの過給機搭載ツアラーモデル Ninja H2 SX(SE)の発売が正式に発表されました。
Ninja H2 SXの価格が 1,998,000円、上級モデルのNinja H2 SX SEの価格が2,376,000円となり、両モデル共に3月1日からの発売です。
上級モデルのNinja H2 SX SEは、ハイスクリーン・グリップヒーター・フルカラーTFT液晶パネル・KQS(カワサキ・クイック・シフター)・KLCM(カワサキ・ローンチ・コントロール・モード)・LEDコーナリングライト・センタースタンド・ニーパッド などが標準装備されていますので、スタンダードモデルのNinja H2 SXよりも約40万円高いのは無理もない気がします。
また、EICMA2017(ミラノモーターサイクルショー)で発表された時に装備されていたパニアケースはオプションとなりますが、ETC2.0車載器キットが両モデル共に標準装備されています。
Ninja H2 SXとNinja H2 SX SEのスペックや詳細は以下の通りです。
2019年1月16日追記:2019年モデルのNinja H2 SXとNinja H2 SX SE+が2月1日より発売開始となりました。
販売価格は税込みでNinja H2 SXが2018年モデルと同じ199万8000円(税8%込み)で、Ninja H2 SX SE+が277万5600円(税8%込み)です。2019年よりラインナップされるNinja H2 SX SE+は、Ninja H2 SX SEの充実した装備に加え、状況に合わせスマホからセッティング変更ができるKECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)を装備。
フロントのブレーキキャリパーはブレンボ製のストリート用モノブロックキャリパー最上級モデルの「Stylema」を装備しています。
Ninja H2 SX PV
2018年モデル Ninja H2 SX・Ninja H2 SX SEスペック
車名(通称名) Ninja H2 SX・Ninja H2 SX SE
型式 2BL-ZXT02A
全長×全幅×全高
Ninja H2 SX :2,135mm×775mm×1,205mm
Ninja H2 SX SE:2,135mm×775mm×1,260mm
軸間距離 1,480mm
最低地上高 130mm
シート高 820mm
キャスター/トレール 24.7°/103mm
エンジン種類/弁方式 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC4バルブ
総排気量 998cm³
内径×行程/圧縮比 76.0mm×55.0mm/11.2:1
最高出力 147kW(200PS)/1,1000rpm
最大トルク 137N・m(14.0kgf・m)/9,500rpm
始動方式 セルフスターター
点火方式 バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 4.7L
燃料供給方式 フューエルインジェクション
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多板
ギヤ・レシオ
1速 3.076(40/13)
2速 2.470(42/17)
3速 2.045(45/22)
4速 1.727(38/22)
5速 1.523(32/21)
6速 1.347(31/23)
一次減速比/二次減速比
1.480(74/50) / 2.444(44/18)
フレーム形式 トレリス
懸架方式
前 テレスコピック(インナーチューブ径 43mm)
後 スイングアーム
ホイールトラベル
前 120mm
後 139mm
タイヤサイズ
前 120/70 ZR17M/C 58W
後 190/55 ZR17M/C 75W
ホイールサイズ
前 17M/C×MT3.50
後 17M/C×MT6.00
ブレーキ形式
前 デュアルディスク320mm(外径)
後 デュアルディスク250mm(外径)
ステアリングアングル (左/右) 30°/ 30°
車両重量
Ninja H2 SX 256kg
Ninja H2 SX SE 260kg
使用燃料
無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量 19L
乗車定員 2名
燃料消費率(km/L)※1
27.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2
17.9㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)※3
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
最小回転半径 3.1m
カラー
Ninja H2 SX
メタリックカーボングレー×メタリックマットカーボングレー
Ninja H2 SX SE
エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック
メーカー希望小売価格
Ninja H2 SX(2018年・2019年モデル) 1,998,000円
(本体価格1,850,000円、消費税148,000円)
Ninja H2 SX SE(2018年モデル) 2,376,000円
(本体価格2,200,000円、消費税176,000円)
Ninja H2 SX SE+(2019年モデル) 2,775,600円
(税8%込み)
製品特徴
スーパーチャージドエンジンの新たな可能性を追求したスポーツツアラーNinja H2 SX。
特有の強烈な加速力と扱いやすさを両立したこのモデルは、これまでのツーリングの概念を覆す程のパフォーマンスと魅力に溢れています。
パワーユニットは究極の性能と日常での用途を目的に造りこまれたバランス型スーパーチャージドエンジン。
常用域となる低中速回転域ではNinja H2を凌ぐパワーを発揮する一方、優れた燃費性能をも実現しています。
新設計のトレリスフレームはタンデムライディングとパニアケースの装着に対応。
加えてエレクトロニッククルーズコントロールや数々の電子制御技術が長距離走行をサポートします。
また、リラックス且つスポーティなライディングポジションは、ワインディングから高速走行まで幅広く対応。
快適性の高いシートとともにライダーとタンデムライダーに上質な走りを提供します。
さらに灯火類はヘッドライトからナンバー灯にいたるまですべてにLEDを採用。
フラッグシップモデルに相応しい機能を備え、ツアラーモデルに求められる多くの条件を満たしています。
【Ninja H2 SX SE】
スーパーチャージドエンジンの新たな可能性を追求したスポーツツアラーNinja H2 SX SE。
特有の強烈な加速力と扱いやすさを両立したこのモデルは、これまでのツーリングの概念を覆す程の パフォーマンスと魅力に溢れています。
上級グレードである「SE」にはフルカラーTFT液晶メーターパネルやLEDコーナリングライトなどのさらなる機能や装備を追加。
所有欲を刺激する特別な1台になっています。
パワーユニットは究極の性能と日常での用途を目的に造りこまれたバランス型スーパーチャージドエンジン。
常用域となる低中速回転域ではNinja H2を凌ぐパワーを発揮する一方、優れた燃費性能をも実現しています。
新設計のトレリスフレームはタンデムライディングとパニアケースの装着に対応。
加えてエレクトロニッククルーズコントロールや数々の電子制御技術が長距離走行をサポートします。
また、リラックス且つスポーティなライディングポジションは、ワインディングから高速走行まで幅広く対応。
快適性の高いシートとともにライダーとタンデムライダーに上質な走りを提供します。
さらに灯火類はヘッドライトからナンバー灯にいたるまですべてにLEDを採用。
フラッグシップモデルに相応しい機能を備え、ツアラーモデルに求められる多くの条件を満たしています。
<スタンダードモデルからの主な変更点>
・カラー&グラフィックの変更・ツーリング・スポーツの2つのモードから表示を選択できるフルカラーTFT液晶メーターパネルの採用
・車体のバンク角に応じて順番に点灯するLEDコーナリングライトの採用
・2,500回転以上の回転域であればクラッチ操作無しでシフトアップとシフトダウンが行えるカワサキクイックシフター(KQS)の採用
・発進時に最も効率的に加速する為の電子制御システム、カワサキ・ローンチ・コントロール・モード (KLCM)の搭載 ※クローズドコースでのみ使用して下さい。
・ホイールスポーク部切削加工及びクリア塗装の採用
・リヤホイールカップリング切削加工及びクリア塗装の採用
・ステンレスメッシュブレーキホースの装備
・DC電源ソケットの装備
・大型ウインドスクリーンの装備
・センタースタンドの装備
・プレミアムフロントシート(ロー)の装備
・プレミアムリヤシートの装備
・グリップヒーターの装備
・タンクパッドの装備
・ニーパッドの装備
・ホイールリムテープの採用
また、様々なオプション装備も用意されています。
KawasakiのNinja H2 SX・Ninja H2 SX SE 製品ページへ行くと、オプションを含めた見積もりのシュミレーションができます。
H2とは違う新型スーパーチャージャー搭載により、日常での扱いやすさと優れた燃費を実現し、国内正規ラインナップとなったことで価格もEICMA2017の時に言われていた金額よりもリーズナブルに抑えられています。
所有感たっぷりなのは間違いありません!
kawasakiが発売する史上初の過給機付きツアラーが、どういったセールスを記録するのか今後も注目していきたいと思います!
コメント
コメントを投稿