全日本ロードレース選手権は、新チームの体制情報が年末からチラホラ発表されてる最中ですが、2018年シーズンの開幕戦の日程が公表されました。
今季の開幕戦は4月7日(土)・8日(日)の日程で行われ、全4クラスが揃って ツインリンクもてぎ で開催となります。
開幕戦のJSB1000クラスは、土曜日と日曜日に決勝レースが行われる2レース制で、開幕レースは土曜日のJSB1000クラスということになります。
また、3月20日〜22日の日程で全メーカー合同の事前テストも予定されています。
観戦券持参で入場無料となり、前売観戦券は2月10日から発売されます。
また、昨年WSSPに参戦し、元Team GREENのライダーの
渡辺 一樹 選手がヨシムラからJSB1000クラスに参戦することが発表されました。
ヨシムラから参戦する 渡辺 一樹 選手のコメント
「ヨシムラで走ることが決まり、とても光栄に思っています。このチャンスをいただき、本当に感謝しています。自分らしい走りで最大限のパフォーマンスを出し、いい結果を出して行けるように全力を尽くします」
津田 拓也 選手のコメント
「早いものでヨシムラスズキからの参戦が6年目となりました。
昨年はモデルチェンジとなったGSX-R1000が投入となり、自分自身もチームの皆も期待に胸を膨らましシーズンインを迎えましたが、新型ならではの難しさもあり想像以上の苦戦を強いられてしまいました。
2年目となる今年は、マシンのポテンシャルを引き出し自分の理解度も上げていくことで、まずは1勝し、そして勝利を積み重ねていきたいです。
ファンの皆さんに楽しんでもらえる様に今年はさらに上を目指して頑張りますので、引き続きヨシムラスズキMOTULレーシングの応援をよろしくお願いいたします。」
加藤 陽平 監督のコメント
「2018年は「ヨシムラスズキMOTULレーシング」として、またモデルチェンジを果たしたGSX-R1000での2年目の参戦となります。
全日本ロードレース選手権(JSB1000クラス)に於いては、レース数が大幅に増加しチームにとってもライダーにとってもチャンスが増えるシーズンになると思っております。
ライダーはチームから参戦6年目となる津田選手と、全日本JSB1000に1年振りに復帰する渡辺選手を起用することになりました。
かつてのライバル同士であった二人ですが、チーム内で切磋琢磨して強くなってくれることを期待します。
フルモデルチェンジしたマシンも2年目となるので、更なる熟成と開発を押し進め、パフォーマンスをアップした車両と共に、昨年獲り逃したシリーズタイトルを目指して参ります。」
カワサキのイメージが強い 渡辺 一樹 選手がヨシムラから参戦することになるとは思ってもいませんでした。
まさに寝耳に水ですね!
渡辺 一樹 選手がチームメイトとなる津田選手のTwitterを見てみると・・・
知らんかったんかい(笑)
津田選手にとっても寝耳に水だったようです。
今年のJSB1000クラスは役者が多いですねぇ・・・
まだ今年の参戦体制が発表されていないチームが結構ありますので、他チームからの発表も待ち遠しいです!
また、私と同郷の大分県出身で、2017年にST600クラスにRS-ITOからフル参戦していた 清末 尚樹 選手が15年振りに復活したチーム阪神ライディングスクールからJSB1000クラスにフル参戦することが発表されました。
さらに、阪神ライディングスクールは柳川 明 氏が選手兼監督として就任します。
清末選手は、昨年スポットでJSB1000クラスを走りましたし、以前からちょくちょくSPA直入で1000ccのバイクの練習もしてました。
清末 尚樹 選手が小さい頃からサーキットでしょっちゅう見かけていて、毎週のようにお父さんと練習をしていたので、雛鳥の巣立ちを見る親の心境とでも言いましょうか・・・是非とも頑張って欲しいです。
阪神ライディングスクールからST600クラスに、西嶋 修 選手が久しぶりにフル参戦する事も発表されています。
西嶋選手もレースへの参戦歴が長く今年48歳になりますが、まだまだ若いものには負けず 若い芽をガンガン摘んでいって欲しいです(笑)
さらに、柳川 明 選手兼監督は、第2戦 鈴鹿2&4レースと鈴鹿8耐に参戦予定だそうです。
よって、鈴鹿8耐のライダーは、清末・西嶋・柳川の3人でSSTクラスにエントリーするようです。
JSB1000クラスにフル参戦する 清末 尚樹 選手のコメント
「ST600と違いスリックタイヤとなりますし、エンジンも1000ccと倍近い排気量となるので、ほぼゼロからのスタートと思い新しいシーズンに臨みたいと思っています。柳川選手、西嶋選手という尊敬する先輩が身近にいるので、いろいろ吸収させてもらいバイクとタイヤの性能を100%引き出せるように自分自身のレベルを上げて行きたいと思っています。」
ST600クラスにフル参戦する 西嶋 修 選手
「約10年振りのフルタイム参戦となります。昨年は2戦ほどST600クラスに参戦させてもらいましたが、ぶっつけ本番でした。今シーズンは、しっかり事前テストからマシンを仕上げて上位でゴールできるように頑張ります。」
阪神ライディングスクール 柳川 明 選手兼監督のコメント
「今年もチーム阪神ライディングスクールで走れることを感謝します。ライダーとして走る限りはベストを尽くし、監督しては、清末選手を始め、若手ライダーの成長を手助けできるように力を入れて行こうと思っています。」
阪神ライディングスクールはカワサキの二次団体のような感じになり、カワサキの若手育成チームという立ち位置になってきそうですね。
頑張れ阪神ライディングスクール!
そういえば、元チームメイトで同郷の1歳年下ライバルの ルカ君の発表がまだですね。
2018年度の全日本ロード選手権の体制が、まとまり次第記事にしようと思いますので、もうしばらくお待ちください。
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