バイクライフの楽しさやバイク市場の動向を広く社会に発信することを目的に活動を行う「バイク王 バイクライフ研究所が、2017年9月~11月の期間を対象に「リセール・プライス ランキング」を発表しました。
このリセール・プライス・ランキングとは、2012年からバイク王 バイクライフ研究所が発表しているランキングで、バイクを再び売却(=リセール)するときのプライス(=価格)を指します。
新車で購入可能なバイクが対象となり、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基にバイク王 バイクライフ研究所が「リセール・プライス」をポイント化。
ポイント数が高いほど、「リセール・プライス」が高いということになります。
本指標は、年間10.3万台の取り扱い台数を誇る「バイク王」のデータを基に、バイク王 バイクライフ研究所が独自に集計したもので、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。
リセール・プライスの算定基準は以下の通りです。・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2018年1月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2018年1月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
と、いうことで今回発表されたランキングは以下の通りです。
順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 カワサキ/Z1000 79.7Pt
2 ホンダ/CBR250RR ABS 77.1Pt
3 ホンダ/CBR250RR 76.5Pt
4 カワサキ/Ninja400 76.2Pt
5 ホンダ/CRF1000L 75.1Pt
6 カワサキ/VERSYS-X250 73.3Pt
7 ヤマハ/MT-10 SP ABS 73.1Pt
8 ホンダ/クロスカブ 72.5Pt
9 カワサキ/Ninja250 71.8Pt
10 ヤマハ/YZF-R25 71.5Pt
23回目となる リセール・プライス ランキングは、「カワサキ Z1000」が2位に2.6pt差を付け首位に輝きました。
バイク王 バイクライフ研究所によると、Z1000は、第21回にも総合第3位にランクインしていたそうです。
前回(対象期間:同6~8月)では、市場での流通台数が少なかったためランク外となりましたが、今回堂々の首位獲得となりました。
Z1000やNinja1000は発売当時、非常に話題になり人気がありましたが、モデルライフが長いこともあってか販売台数の伸びが悪く、2015年頃からは販売台数が 50位に入れなくなってしまったと記憶していたのですが、中古相場では根強い人気は健在のようです。
また、今回のランキングに VERSYS-X 250が初めてランクインし、CRF1000Lもランクインしています。
2台共 近年、世界的に人気が上昇しているアドベンチャースタイルのバイクで、ツーリングをより快適にする装備を纏っています。
CRF1000Lは発表当時、生産が追いつかない程の売れ行きで11月に行われたミラノショーでは、CRF1000L アフリカツイン アドベンチャースポーツ が発表されたばかりです。
VERSYS-X 250の2017年モデルはメーカーの販売予想を上回る売れ行きで計画台数を完売、2018年モデルも発売されるなど、今後の動向が注目される1台です。
私も資金に余裕があれば、ツーリング用にCRF1000L アフリカツイン アドベンチャースポーツが欲しいです。
更によく見ると、今回のランキングのうち、5車種が軽二輪クラスのバイクが占める結果となっています。
250ccのスポーツバイクは今一番勢いのあるカテゴリーとも言えますし、新型のNinjya 250も発表されたことですし、新型のYZF-R25の発表の噂 も絶えませんからねぇ・・・
レースでもWSS300をはじめ、日本のJP250、ARRCのAP250に加えて イギリスでもBRITISH JUNIOR SUPERSPORTで色んなメーカーの参戦が可能になりましたし、250ccクラスのスポーツバイク人気は、まだまだ続きそうですね!
更に、更によく見ると、スズキのバイクが1台も入っていないじゃありませんか・・・
スズキにだって、GSX-R1000のエンジンベースに作られたビッグネイキッドのGSX-S1000があるのに・・・
アドベンチャースタイルのバイクだって、Vストロームがあります!
しかも1000cc、650cc、250ccと3本立ての3兄弟ですよ!
250ccクラスのスポーツバイクだって、GSX250Rがあるのに・・・
どうか2018年が、スズキにとって飛躍の年になりますように・・・
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