RC213Vが!?パニガーレV4が!? Motogp・WSBK 2018年シーズンのテスト開始



WSBKは1月23日・24日の2日間 スペインのヘレスサーキットでテストが行われ、Motogpは24日から26日までプライベートテストが実施され、28日から30日までは 同じくセパンサーキットで、今年最初のオフィシャルテストが実施されます。

WSBKはテストを終えましたが、Motogpは現在テストの真っただ中です。

現時点で一番世間を騒がせているのは、ホンダのRC213Vのこのフェアリングでしょう。

まるで、ドカティのデスモセディッチのようなタイプの大きなカナードが付いています。

ネット上では「ドカティのフェアリングの実証実験をしていて、採用はされないんじゃないの?」という声も見られますが、どうも単なる実証実験では終わらない予感がします。正面から見るとこんな感じです。








上の羽部分の厚みが目を引きます。
思ったよりも角度が付いて、強度が必要なのでしょうか? また、上の羽部分のやや上に三角形の凹みがあるのが解ります。
こうやって見ると、RC213Vのイメージが変わりますよねぇ・・・
ちなみに、横から見るとこんな感じです。

顔以外はRC213Vの面影がしっかり残っています。
一体どういうデータが取れたのか気になります。
また、オフィシャルテストでマルケスやペドロサが使用するのかにも注目したいと思います。
果たして、ドカティの影響を受けたこのフェアリングはボツ作品にならずにレプソルのカラーリングが施されるのでしょうか?
ホンダは2月20日に2018年度のプレゼンテーションがあります。
その時に発表されるマシンに、このフェアリングが採用されるのでしょうか・・・?
今後が気になります。


また、WSBKは1月23日・24日にスペインのヘレスサーキットでテストが行われました。
WSBKの車両に加え、スーパーストックの車両やBSBの車両、WSSPの車両も参加したようです。
相変わらず、この人は爆速です。

参加者とリザルトは以下の通りです。

1. Jonathan Rea GBR Kawasaki Racing ZX-10RR/1m 39.862s

2. Alex Lowes GBR PATA Crescent Yamaha R1/1m 40.064s

3. Tom Sykes GBR Kawasaki Racing ZX-10RR/1m 40.178s

4. Marco Melandri ITA Aruba.it Racing Ducati/Panigale R 1m 40.238s

5. Chaz Davies GBR Aruba.it Racing Ducati Panigale R/1m 40.704s

6. Michael van der Mark NED PATA Yamaha YZF-R1/1m 40.758s

7. Eugene Laverty IRE Milwaukee Aprilia RSV4/1m 40.775s

8. Leon Camier GBR Red Bull Honda CBR1000RR SP2/1m 40.888s

9.  Nicolo Canepa ITA Pata Yamaha YZF-R1/1m 41.034s

10. Lorenzo Savadori ITA Milwaukee Aprilia/RSV4 1m 41.038s

11. Loris Baz FRA Althea BMW S1000RR/1m 41.129s

12. Michael Rinaldi ITA Aruba.it Racing Ducati Panigale R/1m 41.202s

13. Jordi Torres ESP MV Agusta 1000 F4/1m 41.314s

14. Leon Haslam GBR JG Speedfit Kawasaki ZX-10RR/1m 41.438s (British Superbikes)

15. Lorenzo Zanetti ITA Ducati Panigale V4/1m 41.665s

16. Yonny Hernandez COL Pedercini Kawasaki ZX-10RR/1m 42.035s

17. Jake Gagne USA Red Bull Honda CBR1000RR SP2/1m 42.060s

18. Leandro Mercado ARG Orelac Racing VerdNatura Kawasaki ZX-10RR/1m 42.143s

19. Toprak Razgatlioglu TUR Puccetti Kawasaki ZX-10RR/1m 42.168s

20. Luke Mossey GBR JG Speedfit Kawasaki ZX-10RR/1m 42.605s (British Superbikes)

21. Raffaelle De Rosa ITA MV Agusta Reparto Corse by Vamag/1m 43.738s (World Supersport)

22. Alessandro Delbianco ITA Althea BMW S1000RR /1m 43.924s (European Superstock)

23. Kenan Sofuoglu TUR Puccetti Kawasaki ZX-6R/1m 43.998s (World Supersport)

24. Hikari Okubo JPN Puccetti Kawasaki ZX-6R/1m 45.010s (World Supersport)

25. Ayrton Badovini ITA MV Agusta Reparto Corse by Vamag F3 675/1m 45.273s (World Supersport)

26. Nacho Calero ESP Orelac Racing VerdNatura Kawasaki ZX-6R/1m 45.492s (World Supersport)

27. Ondrej Jezek CZE Guandalini Yamaha YZF-R1/Did not set a time



今年プセッティーレーシングに移籍し、王者ケナン・ソフォーグルがチームメイトになった 大久保 光 選手もヘレステストに参加しました。
カワサキのライムグリーンがメチャクチャ似合ってますね!!
チームメイトからしっかり技を盗んで、さらなる飛躍を期待しています!頑張れ!!大久保 選手!!





そして、今回のWSBKのテストで話題を呼んだのが1000ccバージョンのパニガーレV4のプロトタイプが出走した事でしょう。
ロレンソ・ザネッティがテストライダーとしてパニガーレV4を操り、上記のWSBKヘレステストのリザルトでは15番手のタイムを記録しています。





パニガーレV4はWSBKのレースに登場するのは2019年からとなっており、レース用のパニガーレV4 1000ccバージョンは、まだ公式にDucatiから発表されていませんが着実にプロジェクトは動き始めています。
噂によると、チャズ・デイヴィスとマルコ・メランドリは今年中にV4で行う予定で、BSBの王者シェーン・バーンもタイミングを見て今年V4をテストするようです。
レギュラーライダー達がどんな感想を述べるか非常に楽しみです!
早いものでWSBKの開幕戦まで1ヶ月切りました。
2気筒パニガーレはドカティ史上初のWSBK無冠バイクになってしまうのでしょうか・・・?
MotogpもWSBKも話題の尽きない1年となりそうです。


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