イギリスでも市販車ベースの300ccクラス開催へ!Ninjya 400等が参戦!!


2017年シーズンから開催されたWSS300(スーパースポーツ300世界選手権)の成功に続き、BRITISH JUNIOR SUPERSPORT(英国ジュニアスーパースポーツ選手権)が2018年から新しくなります。

BRITISH JUNIOR SUPERSPORTは、13~22歳のライダーを対象とするKTM RCカップシリーズから進化しましたが、KTM RC390のワンメイクレースを辞め、世界選手権の技術規則を採用しているすべてのメーカーに開放され、ヤマハ・カワサキ・ホンダのマシンがKTM RCカップから進化した大会で参加することになります。 



シニアレーシングコーディネーターのRoss Burridgeのコメントによると、「新しいジュニアスーパースポーツクラスの導入は、英国スーパーバイク選手権にとってポジティブな方向だと考えています。
私たちは常に新しいライダーをレースの世界へ参加させようと常に努力しています。
そして、フルモデルチェンジしたNinja 400の発表に伴い、このクラスはNinjya400を導入する予定です。
英国カワサキから2018年以降、全面的なバックアップを受ける予定です。」

Honda Racingのチームマネージャー、Havier Beltran氏は次のように述べています。
「この新しいカテゴリをBSBプラットフォームに歓迎します。
ホンダCBR500Rはすでに2017年度のスーパースポーツ300世界選手権で2連勝と表彰台を獲得しており、本田のバイクで育った人材を育成するこの新しい機会を楽しみにしています。」  

ヤマハ・UKのカントリーマネージャー、リ・ネシャム氏もWSSP300が成功した事により、YZF-R3がBRITISH JUNIOR SUPERSPORT で走ることへ乗り気で、
「このチャンピオンシップは、新しいチームとライダーがBSBチャンピオンシップの成功に向けてレースを行い、技術を磨く絶好の機会となるでしょう。」
とコメントしています。


英国では、若手ライダーのための一貫した開発クラス構造がないと批判される次期がありましたが、現在はイギリスの国内選手権だけで
・British Talent Cup
・HEL British Motostar Championship(Moto3マシンとNSF250Rのストックレース)
・British Junior Supersport Championship
と3つの多様な選手権が行われており、若手ライダーの活躍の場が数多く用意されています。
更にその前には、BSBがオフィシャルパートナーになっている Cool FAB Racingシリーズ がありますからね・・・
6歳から大きな団体や、お客さんがライダーを見てるくれる環境があるって本当に凄いなぁと思います。

話を戻しますが、2018年から各メーカーの市販バイクが走る British Junior Supersport Championship(英国ジュニアスーパースポーツ選手権)は予算にやさしいクラスとなります。
日本を始めとするメーカーからは常に新モデルが登場し、世界各地でマシン開発されているレースとも言え、ワンメイクの車両で行われる British Talent Cupとmoto3マシンをベースとするHEL British Motostar Championshipに対し、色んなメーカーのバイクが走る British Junior Supersport Championship では多様性が加わるので、開催について早くも高評価のようで、既にFS-3 RacingがNinjya400で参戦を発表しています。

※画像はFS-3 RacingのZX-10Rですが、このカラーリングのNinjya 400が今シーズンは見られることでしょう!

2018年シーズンは、WSS300・日本のJP250・ARRCのAP250に加えてBritish Junior Supersport Championshipも気になるレースの一つとなりそうです。
放送されるのかどうかは微妙な所ですが、イギリスでどのバイクが速いのかって言うのは気になる所です。
市販車ベースとあって、バイクの成績が販売台数に直結する可能性もありますし、放送が無い場合はリザルトだけでも追いかけて行きたいと思います!

コメント