2018年のMotoGP始動!明日からのオフィシャルテストの見どころ!


いよいよ明日からマレーシアのセパンサーキットでMotoGPクラスのオフィシャルテストが始まります。

MotoGPクラスは3クラスの先陣を切って、28日から3日間、セパン・インターナショナル・サーキットで最終戦バレンシアGP後に続き、シーズン2度目で今年最初のオフィシャルテストが実施されます。

参加するのは計12チームで、全部で5メーカー。

24名のトップライダー達に加え、8名のテストライダー達がテストを行います。

各メーカーのテストプログラムの見所は以下の通りです。

MotogpセパンテストPV


3冠を達成したホンダのファクトリーチームである、レプソル・ホンダのマルク・マルケスとダニ・ペドロサ、LCR・ホンダ・カストロールのカル・クラッチローは、2018年型RC213V プロトタイプのテストプログラムに着手します。
ホンダは24日からのプライベートテストに参加した青山博一、高橋巧、ステファン・ブラドルが継続参加し、ファクトリーライダーたちのテストプログラムのサポートを行い、中量級から昇格するフランコ・モルビデリと中上 貴晶は、2017年型のRC213Vに乗り、
最高峰クラスへの順応作業を行います。



先陣を切って2018年のチーム体制を発表したドカティのアンドレア・ドヴィジオーゾとホルヘ・ロレンソは、テストライダーのケーシー・ストーナー、ミケーレ・ピッロ、に加えチームは違えど、もう1人のファクトリーライダーのダニーロ・ペトルッチと共に、デスモセディチGP18をシェイクダウンします。
新天地に移籍したジャック・ミラーとティト・ラバトは、アルバロ・バウティスタと共に昨年6勝を挙げたデスモセディチGP17への乗り換えに主点を起き、カレル・アブラハムと新人のシャビエル・シメオンは、2年落ちのデスモセディチGP16を使用します。


昨年11月下旬に当地で2日間のプライベートテストを実施したモビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、最終戦後から収集したデータとフィードバックを参考に開発された、16年型YZR-M1がベースとなる18年型のプロトタイプマシンを初試乗します。
ファクトリーライダーたちと共にプライベートテストに参加したヨハン・ザルコは、バレンシアとヘレスで好感触を得ていた17年型YZR-M1を引き続き走らせ、ヨナス・フォルガーの代役としてテストに参加するヨニー・ヘルナンデスは、初めてYZR-M1をライディングします。



前年度の成績により、エンジン使用台数などの譲渡を得たスズキは、本日 27日にセパンサーキットでチーム発表会を行い、アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが初披露する2018年型GSX-RRでテストプログラムに着手します。

参戦2年目のレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングは、ポル・エスパルガロとブラッドリー・スミスに加え、6戦のワイルドカード参戦が予定されているミカ・カリオがテストプログラムを開始します。

アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは、昨年の第16戦オーストラリアGPで左手の第4中手骨と小指中指節を骨折したアレイシ・エスパルガロが今回のテストで完全復帰!移籍してきたスコット・レディングと共にバージョンアップした2018年型RS-GPの戦闘力を確認します。

明日から始まるオフィシャルテストですが、物凄く見たいです!
MotoGPのビデオパスを持っていない人も視聴できる方法の情報を集めている最中です。
視聴方法が解り次第紹介したいと思います。


コメント

  1. 今年はスズキが伸びてきそうですね!

    ホンダが抗議して禁止になったと噂されたウイングですが、そのホンダがドゥカティの様なウイングを付けるとは・・・ウイング禁止にしなくていいんじゃないかな(笑)

    KTMのマシンは何かに似ていると思っていたんですが、GPzっぽいですね(笑)

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  2. お久しぶりです!コメントありがとうございます。
    去年はエンジンの選択を失敗したってスズキ陣営は言ってましたよね。
    今年は失敗しないようにテストでしっかり煮詰めて欲しいと思っています!

    ウイングに関しては去年と同じレギュレーションで行くらしいです。
    ホンダも背に腹を変えられないという事でしょうか?
    開幕でどんな形のフェアリングを出してくるか楽しみですw

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