CBR250RR・YZF-R25・Ninjya250・GSX250R 国産250ccフルカウルバイクのスペック比較+α



2018年モデルでNinjya250がフルモデルチェンジし、YZF-R25も排ガス規制に対応しスペックが前年度モデルから多少変更がありました。

近年250ccフルカウルスポーツ車が人気で、全日本ロードレース選手権のJP250クラスを始め、アジアロードレース選手権(ARRC)のAP250クラスやスーパーバイク世界選手権(WSBK)のWSS300が開催されています。

そこで、日本国内メーカーの、ホンダ・ヤマハ・カワサキ・スズキの4社から発売されている250ccフルカウルスポーツ車 CBR250RR・YZF-R25・Ninjya250・GSX250Rの2018年モデルのスペックを数字で比較してみました。

※比較は全てABSモデルの数値で行っています。







全長
CBR250RR:2,065mm
YZF-R25 :2,090mm
Ninjya250 :1,990mm
GSX250R  :2,085mm

全幅
CBR250RR:725mm
YZF-R25 :720mm
Ninjya250 :710mm
GSX250R  :740mm

全高
CBR250RR:1,095mm
YZF-R25 :1,135mm
Ninjya250 :1,125mm
GSX250R  :1,110mm

ホイールベース
CBR250RR:1,390mm
YZF-R25 :1,380mm
Ninjya250 :1,370mm
GSX250R  :1,430mm

シート高

CBR250RR:790mm
YZF-R25 :780mm
Ninjya250 :795mm
GSX250R  :790mm


最低地上高
CBR250RR:145mm
YZF-R25 :160mm
Ninjya250 :145mm
GSX250R  :160mm

重量
CBR250RR:167kg
YZF-R25 :170kg
Ninjya250 :167kg
GSX250R  :181kg

燃料タンク容量
CBR250RR:14L
YZF-R25 :14L
Ninjya250 :14L
GSX250R  :15L



エンジン
CBR250RR:水冷4ストローク DOHC 4バルブ 直列2気筒
YZF-R25 :水冷4ストローク DOHC 4バルブ 並列2気筒
Ninjya250 :水冷4ストローク  DOHC 4バルブ 並列2気筒
GSX250R  :水冷4サイクル SOHC 2バルブ 並列2気筒

排気量
CBR250RR:249cc
YZF-R25 :249cc
Ninjya250 :249cc
GSX250R  :248cc

ボア×ストローク
CBR250RR:62.0mm×41.3mm
YZF-R25 :60.0mm×44.1mm
Ninjya250 :62.0mm×41.2mm
GSX250R  :53.5mm×55.2mm

圧縮比
CBR250RR:11.5:1
YZF-R25 :11.6:1
Ninjya250 :11.6:1
GSX250R  :11.5:1



馬力
CBR250RR:28kw(38ps)/12,500rpm
YZF-R25 :26kw(35PS)/12,000rpm
Ninjya250 :28.5kw(39PS)/12,500rpm
GSX250R  :18kw(24PS)/8,000rpm

トルク
CBR250RR:23Nm/11,000rpm
YZF-R25 :23Nm/10,000rpm
Ninjya250 :23.5Nm/10,000rpm
GSX250R  :22Nm/6,500 rpm

フロントサスペンション
CBR250RR:テレスコピック式 37mm 倒立サス
YZF-R25 :テレスコピック式 41mm 正立サス
Ninjya250 :テレスコピック式 41mm 正立サス
GSX250R  :テレスコピック式 37mm 正立サス

リアサスペンション
CBR250RR:プロリンクモノサスペンション(5段階プリロード)
YZF-R25 :スイングアーム式(7段階プリロード)
Ninjya250 :ボトムリンクユニトラック(5段階プリロード)
GSX250R  :スイングアーム式(7段階プリロード)

キャスター角
CBR250RR:24° 30′
YZF-R25 :25°00′
Ninjya250 :24.3°
GSX250R  :25°35′

トレール
CBR250RR:92mm
YZF-R25 :95mm
Ninjya250 :90mm
GSX250R  :104mm

フロントブレーキ
CBR250RR:310mmシングルディスク/2POTキャリパー
YZF-R25 :298mmシングルディスク/2POTキャリパー
Ninjya250 :310mmシングルディスク/2POTキャリパー
GSX250R  :290mmシングルディスク/2POTキャリパー

リアブレーキ
CBR250RR:240mmシングルディスク/1POTキャリパー
YZF-R25 :220mmシングルディスク/1POTキャリパー
Ninjya250 :220mmシングルディスク/2POTキャリパー
GSX250R  :240mmシングルディスク/1POTキャリパー

フロントタイヤ
CBR250RR:110/70R17M/C 54H
YZF-R25 :110/70-17M/C 54S
Ninjya250 :110/70-17M/C 54H
GSX250R  :110/80-17M/C 57H

リアタイヤ
CBR250RR:140/70R17M/C 66H
YZF-R25 :140/70-17M/C 66S
Ninjya250 :140/70-17M/C 66H
GSX250R  :140/70-17M/C 66H

となっております。




さて、題名の+αの部分ですが、スズキのGSX250Rが2017年4月17日発売されましたが、車両自体は2015年に完成していました。
実はGSX250R発売前の2016年後半位からGSX-R250を開発中との噂を結構聞くようになりました。
時が経つにつれて具体的な噂や証言が出始め、最近信憑性が上がってきました。

海外の掲示板にはGSX-R250が開発中である事を匂わせる、モーターサイクルショーでのスズキ関係者からの情報や、海外のスズキ販売店からの情報、イギリスやインドネシアのメディアからの噂が投稿されています。
様々な噂があるのですが、信憑性の高そうな噂をまとめると、

・間違いなく現在開発中であるが、市販されるかは不明。
・タイ生産でインドネシア向けのモデルとして販売。
・エンジン形式は二気筒で、スペック主義の本気マシン。
・2018年中か2019年に発表されると予想されています。

との事です。



GSX250Rが発売されたことで、GSX-R250の影が薄くなっていますが、国内の雑誌社もGSX250Rが発表される前は、画像の様に2本立てになるだろうと予測しています。


スズキは2サイクル250ccのガンマを出したメーカーですから、GSX250Rのショボいスペックで このまま終わるはずはないと思います!

GSX-R250 発売は凄く期待しているので、是非実現して欲しいです!




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コメント

  1. 40馬力、倒立フォーク、太いスイングアーム、走行モード切り替えが可能・・・的な感じで登場したら文句なしですね。

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    1. そうですね。
      倒立フォークや走行モードの切り替えは確実に装備されて販売されるでしょうし、スズキなら圧縮比を上げて確実に40馬力超えて出してきそうな気がします!
      滅茶苦茶期待してます!

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