ついに市販車にもウイングレッドが!アプリリアRSV4 2018年モデルとFactory Worksキット発表!

毎日ニュースが絶えないEICMA 2017(ミラノモーターサイクルショー)ですが、アプリリアが好きな私にとって一番のニュースが飛び込んできました。

「僕たちに翼を与えるのは、レッドブルだけではなかった!!」

2018年モデルとなるRSV4 RR・RSV4 RFの発表はあったもの、スペック的には前年モデルと大差なかったのですが、2017年モデルと2018年モデル用に「アプリリア・レーシング・ ファクトリー・ワークスキット」なる物が発売されるとの事です。

私のRSV4 Factoryはエンジン丸々載せ替えと言う前代未聞のリコールが出た初期型なので今回のAPRILIA RACING FACTORY WORKS KITには該当しないのが非常に残念ですが、ウイングだけでも何とか装着できないものでしょうか・・・?

恐らく、このキットには賛否両論あると思います。

実際に海外のサイトでも「200馬力チョイの市販車にウイングが必要か?」との意見が見られます。

気になるキットの内容ですが、より滑らかな動作を保証する表面処理を施した4本のシングルグルーヴピストンセットが含まれており、ピストンセットだけで4馬力のパワーアップします。

さらに性能を向上させるために、制御された機械式吸気ダクトと排気ダクトを備えたシリンダーヘッドキットも用意されています。
また、カムシャフトには摩擦をさらに低減する表面処理が施されており、全てのキットを組み、アクラポヴィッチのフルエキゾーストマフラーを装着し専用のECUを組めば、最大馬力が通常の201psから215psへアップするとの事です!

先日発表された同じイタリアのメーカー DucatiのパニガーレV4(1,103cc)よりも低い排気量で(999cc)1馬力高いなんて凄い!

あ、でもパニガーレ V4 Specialeはレーシングキットを組むと 226馬力だっけか・・・





アプリリア・レーシング・ ファクトリー・ワークスキットのフェアリングを見て、仲間に「最近のアプリリアって惜しみも無くレースで勝つための技術を投入してくる所が好きだ」と言ったら、「俺に言わせてみれば流行に敏感なミーハーなメーカーと」言われてしまいました・・・

アプリリアユーザー以外の人が見たらそう見えるのでしょうか・・・?

電子制御サスを搭載しなかったり、キャタライザーをサイレンサーに内蔵してくれるので、スリップオンマフラーを組めば「フルエキゾーストもどき」になる所なんか最高です。
スズキとアプリリアは私の財布事情を良くわかってくれています! ※特にスズキ


話がそれてしまいましたが、可能性として、2018年シーズンのWSBKを走るRSV4には、MotogpのRS-GPの様にウイングレッドが搭載される可能性があるのではないでしょうか?
唯一、ウイングレット装備?となるアプリリアは2018年で他社に対してマージンを作ることができるのでしょうか?

ワークスが撤退していますし、どうせジョナサン・レイが勝って、マージンなんで出来る気がしませんが・・・

現在、翻訳担当が不在なので、詳しい内容は現時点で解らないのが残念です。
また詳細が解りましたら記事を書き直したいと思いますので、しばしお待ちください。
最後にEICMA 2017のRSV4 RFにキットを組んだ車両のデモ車のレポート動画を貼っておきます。

コメント