ジョナサン・レイ今年の合同テスト最終日でもMotogp車両を差し置いてトップタイム!!


昨日、合同テストの記事を書き、「去年はレイがMotogpのバイクよりも速く走った。

最先端技術の塊 Motogp車両は毎戦進化してるので、流石に今年は厳しいか!?」と書いたばかりなのに、ヘレス合同テスト最終日にジョナサン・レイは今年もMotogpの車両を含めた合同テストで、市販車ベースのオートバイでトップタイムを記録しました。

もうレイだけ違う次元で走ってますね・・・

最終日のリザルトは以下の通りです。






リザルト表を見ると数名のMotogpライダーがいないのが解ると思います。
Motogpクラスのテストが22日~2日間(チームによっては3日間)ということで、Ducati TeamやLCR Hondaは前日で撤収しています。
レイがトップタイムを記録した日に既に撤収している アンドレア・ドビジオーゾ、カル・クラッチロー、ホルヘ・ロレンソはレイがマークした1:37.986よりも速いタイムを昨日までに記録しているので、合同テストの期間中に最も早いタイムを出したわけではありませんし、速いライダーがいなかったからトップタイムを出せたと思った方もいると思いますが、日によって路面温度や条件は異なり、市販車でMotogp車両を抑えてトップタイムを出すという事は凄い事です。

まだチャンピオンシップは開幕していませんが、2018年もジョナサン・レイがチャンピオンを獲得する勢いですね・・・
もし、レイが負けるとすれば、誰かに負けるのではなく、2018年から採用されるレブ・リミッターによる「回転数制限」に負けるんだと思います。


「カワサキはこんなに速いライダーもいる上、速いバイクも作れるんだし、またMotogpに復帰すればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、その辺の事情は こちらの記事 に記載していますので、時間がある方は読んでみてください。

ちなみに、ジョナサン・レイは今年も大英帝国五等勲爵士を受賞しています。
2018年シーズンのSBKはどんなドラマが待っているのでしょうか!?
2017シーズンの「リバースグリッド制度」に続き、「回転数制限」という不条理なレギュレーションにレイはどう立ち向かっていくのか!?
普通ライダーって言うのは他のライダーと戦うものですが、レイは他のライダー+FIMと戦っていると言っても過言では無いでしょう。
メーカーによるマシンの戦闘力差を無くし、チャンピオンシップを盛り上げ、興行収入を上げようと考えるFIMの陰謀には納得が行きません。
負けるな!ジョナサン・レイ!!

コメント

  1. 昔は二気筒1000㏄、四気筒は750㏄のレギュレーションでしたね・・
    日本勢がチャンピオンになるとレギュレーションが変わるのはどうなんでしょうね。

    来年のSBKはバズとサイクスの勝負から目が離せません(笑)

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    1. お久しぶりです!現在だと日本のバイクが勝つとレギュレーションが変わっている感じですねw
      来年まで2気筒のパニガーレが走り、2019年からパニガーレV4が走るのですが、このままだと最後の2気筒マシンとなるパニガーレが近年のDucatiのスーパーバイク史上、1度もタイトルを獲得しなかったマシンで歴史を終えそうなので必死なんでしょうねw

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