早いもので11月4~11月5日に鈴鹿で行われる 全日本ロードレース選手権シリーズ 第9戦 鈴鹿ラウンドが最終戦となります。
何と言っても最終戦の見どころは、誰がチャンピオンになっても新チャンピオン誕生となる、JSB1000クラスのチャンピオン争いです!
現在のJSB1000クラスのポイントランキングですが
1位 津田 拓也 155pt
2位 高橋 巧 149pt
3位 渡辺 一馬 144pt
4位 藤田 拓哉 121pt
5位 野左根 航汰 118pt
6位 濱原 颯道 109pt
となっております。
実質は上位3人でのチャンピオン争いとなりそうですが、最終戦の鈴鹿は2レース制になっていますので、総合ランキング6位の濱原 選手までチャンピオンの可能性があります。
JSB1000クラスの2レース制のレースですが、レース2は周回数20周と普通の周回数となっておりますが、
レース1の周回数はわずか8周の超スプリントレース!!
去年から採用された8周の超スプリントレースですが、去年このレースを制した中須賀 選手によると
「パッシングポイントやライバルの動きを見たり考えている余裕がありません。前に出るチャンスをこじ開けて行かなければならないし、常にプッシュしなくてはならない」
と語っていおり、とにかく行ける時に行っとかないと様子を見ていたり戦略を立てていたらレースが終わってしまうのです。
レース時間は、わずか17分弱で終わってしまいますが、ガンガン仕掛けていく選手達の圧巻の走りは見る者を魅了します!
レース2は普通の周回レースで、JSB1000クラスのライダー達は鈴鹿サーキットを走り慣れているでしょうが、JSB1000クラスの開幕戦となった鈴鹿2&4レースはセミ耐久レースだったので、実は今シーズン初の通常のスプリントレース開催となります。
2レース開催に加え、最終戦にはボーナスポイント3が加算されるので、レース1、レース2共に1位でチェッカーを受けると最大で56ポイントを獲得することができるので、一発逆転も十分に考えられます。
個人的な予想では、今シーズン序盤から17インチタイヤとのマッチングに苦しんだ中須賀 選手ですが、第7戦 オートポリス・第8戦 岡山国際サーキットと連続勝利して調子を取り戻してきているので、多分上位3人のチャンピオン争いに 何食わぬ顔で絡んできて「俺が最速だ!」と言わんばかりの走りを披露するに違いありません。(笑)
上位3人のライダーは、ライバルの2人に加えて中須賀 選手の動きに十分注意して走るべきでしょう。
そして、最終戦には、伊藤 真一選手・柳川 明選手・TSRホンダで2016年世界耐久選手権 ルマン24時間レースで3位表彰台を獲得したアラン・テシェ選手が出場します。
全日本ロードレース選手権シリーズ 第9戦 鈴鹿ラウンドのタイムスケジュールは以下の通りです。
11月4日(土)
8:00~8:20 JP250 Aグループ公式予選
8:35~8:55 JP250 Bグループ公式予選
9:10~9:30 CBR250R ドリームカップ公式予選
9:45~10:20 J-GP3 公式予選
10:35~11:10 ST600 公式予選
11:25~12:10 ピットウォーク
12:25~13:00 J-GP2 公式予選
13:15~13:45 JSB1000 ノックアウト予選Q1
13:55~14:10 JSB1000 ノックアウト予選Q2
14:40~15:10 JP250 決勝レース
15:40~16:10 CBR250R ドリームカップ 決勝レース
17:00~18:00 ナイトクルージング
11月5日(日)
8:00~8:15 J-GP3 WUP
8:25~8:40 JSB1000 WUP
8:50~9:05 ST600 WUP
9:15~9:30 J-GP2 WUP
10:05~10:35 J-GP3 決勝レース
11:05~11:30 JSB1000 決勝レース1(8周)
12:00~12:30 ST600 決勝レース
12:45~13:25 ピットウォーク
14:00~14:35 J-GP2 決勝レース
15:05~15:55 JSB1000 決勝レース(20周)
17:00~18:00 ナイトクルージング
となっております。
近年誕生した新チャンピオンと言えば、実に7年前で2010年にFCC TSR Hondaの秋吉耕佑となります。
ちなみに、絶対王者 中須賀選手は2008年、2009年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年と実に7度も最高峰クラスでタイトルを獲得しています。
果たして、今週末に生まれる新チャンピオンは一体誰なのか!?
要注目です!!
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