2017年にフルモデルチェンジで生まれ変わったGSX-R1000ですが、海外で2018年モデル(L8)が発表されています。
2018年型での変更点はカラーリングのみで、Motogp車両のGSX-RRと同じカラーリングを施したメタリック トリトンブルーは残念ながら廃盤となり、L8は白と黒の2色展開で非常にシンプルな販売構成になっています。
GSX-R1000Rのデビューイヤーとなった2017年は、全日本ロードレース選手権では最終戦までタイトル争いを繰り広げ、惜しくもランキング2位。
マン島TTのシニアTTクラスでは、マイケル・ダンロップがGSX-R1000Rで優勝。
アメリカの国内レース Moto Americaでは年間チャンピオンにヨシムラ・スズキ・ファクトリーレーシングのトニー・エリアス、ランキング2位も同じくヨシムラ・スズキ・ファクトリーレーシングのロジャー・ヘイデンが獲得し、他メーカーを寄せ付けない速さを見せてくれました。
オーストラリアの国内選手権でも、Team Suzuki ECSTARのジョシュ・ウォーターズが年間チャンピオンを獲得しています。
また、イギリスの国内選手権 BSBでもシーズン終盤に大暴れ!し、デビューイヤーながら世界中で中々の成績を収めています。
そんなGSX-R1000RですがL8はカラーリング変更のみなので、記事として取り上げる所はあまり無いのですが、2018年モデルをじっくり取り上げてみようと思います。
7月に当ブログでスズキのバイクの売り方が一番好き!!GSX-R1000R国内仕様が7月28日から発売開始! という記事で取り上げたGSX-R1000ですが、2018年型は欧州モデルと北米モデルが発表されています。
どちらの仕様もカラーリングや外見上は全く同じです。
しかし、欧州仕様と北米仕様では、同じ色でもカラーリングの名称が違います!
名前が違うだけで、色に違いはありません!!
欧州仕様では、ホワイトとステルスブラック
北米仕様では、パール グレイシアホワイトとメタリックマットブラックNo.2
という名前で販売されています。
北米の人には、長い名前の方が売れるのでしょうか?
北米仕様の黒ですが、メタリックなのに艶消し??
ちょっと想像しにくい色ですね。
白は今年からのニューカラーですが、黒はL7にもありました。
L7の黒は「艶有り」でしたが、L8では「艶消し」になっています。
GSX-R1000R(L8)黒 |
GSX-R1000(L8)黒 |
GSX-R1000R(L8)白 |
GSX-R1000(L8)白 |
白・黒で共通する所は、上級モデルのRバージョンは、フロントフォークのアウターチューブが青です。
黒のGSX-R1000RとGSX-R1000の違いはストライプの色とアンダーカウルのSUZUKIの文字が、銀と青で違います。
また、スクリーン下のストライプがあるか無いかで判別が付きますね。
そして、GSX-R1000の黒だけホイールが黒塗装に青のリムテープ?(塗装?)が貼られており、他はブルーのホイールです。
何故 そこだけ違う!?
白に関しては、ラムエアの吸入口が白か黒の差だけですね。
ラムエアの色が黒の下級モデルのGSX-R1000の方が高級に見えるのは私だけでしょうか・・・?
発表当時、「白カッコいいなぁ~」と思ってたのですが、よくよく考えたら今年のGSX-R手抜きじゃね?
赤と黒のカウルにステッカー張り替えるだけ。
けど、余計な所にコストは掛けない!ただ速さを追い求めるGSX-Rシリーズのそんな所が好きです。
けどファンとしては、新型のGSX-Rも伝統のトリコロールカラーで販売して欲しいです。
L9でトリコロールカラーのラインナップに期待してます!
ちなみに、2017年はMotogpカラー、黒、赤の3色展開でした。
L8になって、Motogpカラーと一緒に姿を消した赤ですが・・・
何か違う・・・・GSX-Rって感じが薄いです。
同じ赤でもDucatiとは違うし、HONDAとも違う。
初代ガンダムのジオン軍程ではありませんが、なんかピンクっぽい。
こんなに赤が似合わないバイクも珍しい・・・まぁそういう所が、ある意味スズキらしいのか・・・・
GSX-R1000Rのスペックは以下の通りです。
型式 2BL-DM11G
全長 / 全幅 / 全高 2,075mm / 705mm / 1,145mm
軸間距離 / 最低地上高 1,420mm / 130mm
シート高 825mm
装備重量 203kg
燃料消費率 国土交通省届出値:定地燃費値 ※4 22.1km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 16.6km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時
最小回転半径 3.5m
エンジン型式 / 弁方式 DTA1・水冷・4サイクル・直列4気筒 / DOHC・4バルブ
総排気量 999cm3
内径×行程 / 圧縮比 76.0mm×55.1mm / 13.2
最高出力 145kW〈197PS〉 / 13,200rpm
最大トルク 117N・m〈11.9kgf・m〉 / 10,800rpm
燃料供給装置 フューエルインジェクションシステム
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量 4.1L
燃料タンク容量 16L
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.562
2速 2.052
3速 1.714
4速 1.500
5速 1.360
6速 1.269
減速比(1次 / 2次) 1.652 / 2.647
フレーム形式 ダイヤモンド
キャスター / トレール 23°20′/ 95mm
ブレーキ形式(前 / 後) 油圧式ダブルディスク(ABS)・油圧式シングルディスク(ABS)
タイヤサイズ(前 / 後) 120/70ZR17M/C(58W)・190/55ZR17M/C(75W)
舵取り角左右 27°
乗車定員 2名
気になる国内での販売時期ですが、まだ発表がありません。
恐らく今年も上級モデルのRにリミッターが付いた国内モデルがリリースされると思います。
2017年モデル(L7)は7月28日から発売開始でしたが(L8)もう少し早く発売されるのではないか?と予想します。
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