今週末開催!Motogp第13戦サンマリノGPの見所!


9月8日~10日の期間で、イタリアに囲まれたサンマリノ共和国のミサノ・サーキットで行Motogp第13戦 サンマリノGPが行われます。

地元開催となるバレンティーノ・ロッシ選手は、エンデューロバイクでのトレーニング中に右足を骨折し、欠場が決まっています。

また、LCR HONDAから参戦中のカル・クラッチロー選手ですが、日曜にトレーニング施設に滞在中に、ナイフで左手人差し指の腱を切ってしまったとの事です。

翌日、病院で腱を繋ぐ手術を受け今週末のレースには出場できるそうです。

腱までザックリ行っちゃうなんて、想像しただけでも恐ろしいですね。

また、サンマリノGPでは、当ブログが何度も記事にしてきたDUCATIの新型V4マシン Desmosedici Stradale(デスモセディッチ・ストラダーレ)が発表される予定です。



前戦イギリスGPでは優勝し、来年Motogpクラスへの昇格が決まっている、moto2ライダーの中上貴晶 選手は、ミサノサーキットをmoto2マシンで走るのが最後になります。
ミサノサーキットは、ポケバイ時代からのライバルであり、友人であった富沢 祥也 選手が亡くなったサーキットでもあります。

早いことに、あれから7年経つんですね・・・
どうか中上 選手にはmoto2最後のミサノサーキットで富沢 選手に吉報を届けて欲しいと思います。


この動画はいつ見てもウルッと来ますね・・・
今週はいつもより気合を入れて中上 選手を応援します!



さて、いつものようにミサノサーキットのコース紹介から行きたいと思います。

ミサノサーキットは、2006年にトラックの改修工事を行い、設備・スタンドの大規模な工事を実施し、周回方向も反時計回りから時計周りにするという大幅なコースレイアウト、施設の変更をしています。
2007年に1993年以来14年振りにmotogpの開催日程に復帰しました。

2012年には、地元リミニ出身のレジェンドライダーである、マルコ・シモンチェリ選手(故) の功績を称え、名称をミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリに改称しています。

9年連続19回目の開催となった2015年は、3日間で15万人を超える観客数を記録しています。
2016年9月に、2017年から4年間の契約延長に関して合意しており、2020年までの開催が決定しています。

前長距離は4.2km、左コーナー6箇所 右コーナー10箇所 、最大直線長は530mです。
サーキットレコードは、去年 ダニ・ペドロサが記録した1’32.979です。
パッシングポイントですが、4~6コーナーの区間、8コーナー、9・10と合わさる複合コーナー、14コーナーとパッシングポイントが多いサーキットでもあります。


現在のポイントランキングは、1位にducatiのアンドレア・ドヴィジオーゾ選手(183pt)、2位にHONDAのマルク・マルケス選手(174pt)、3位にYAMAHAのマーベリック・ビニャーレス選手(170pt)とポイント差が均衡しています。
コースレイアウトからして、ducati機には不利なサーキットの様なので、今後のポイントランキングでカギを握る一戦となりそうです。



最後に開催スケジュールですが
8日(金)
16:00~16:40 moto3   FP1
16:55~17:40 motogp FP1
17:55~18:40 moto2   FP1
20:10~20:50 moto3   FP2
21:05~21:50 motogp FP2
22:05~22:50 moto2   FP2

9日(土)
16:00~16:40 moto3     FP3
16:55~17:40 motogp     FP3
17:55~18:40 moto2     FP3
18:55~19:25 Rookies Cup FP1
19:35~20:15 moto3     予選
20:30~21:00 motogp   FP4
21:10~21:25 motogp   Q1
21:35~21:50 motogp   Q2
22:05~22:50 moto2    予選

10日(日)
15:40~16:00 moto3 WUP
16:10~16:30 moto2 WUP
16:40~17:00 motogp WUP
18:00~    moto3 決勝
19:20~    moto2 決勝
21:00~    motogp 決勝
23:30~    Rookies Cup 決勝

となっております。

motogpも残り開催が少なくなっています。
今年は一体誰がチャンピオンになるのか!?
ポイント差があまりない今シーズンは目が離せませんね!!

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