動画アリ!第7戦オートポリス JSB1000決勝結果

9月10日に全日本ロード選手権 第7戦オートポリス スーパー2&4レース JSB1000決勝が行われました。

今シーズン2度目のオートポリスで開催される第7戦ですが、6月25日に開催された第5戦 オートポリスの時と天候は打って変わり、晴天の中ドライでレースが行われました。

野左根 航汰 選手が予選から、好調でポールポジションを獲得すれば、ホームコースとなるカワサキの渡辺 一馬 選手が2番グリッドからのスタート、3番グリッドは、王者 中須賀 克行 選手という順で、2列目に高橋 巧 選手、津田 拓也 選手、藤田 拓哉 選手というグリッド順になりました。


第7戦オートポリス スーパー2&4レース JSB1000決勝 動画(オープニングセレモニーも動画に入っていたので、クリックするとレーススタートから動画が始まるように設定しているので、サムネイルが表示されていませんが動画が流れると思います。)

今回のMFJ Liveチャンネルの画質ですが、いつもより悪く非常に見にくかったですが、無料で視聴できるので良しとしましょう・・・

午前10時20分にスタートしたレースは、ホームレースとなるカワサキの渡辺 一馬 選手がホールショットを奪いますが、3コーナーで、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋 巧 選手が渡辺 選手をパスし、トップに浮上します。
レースは、高橋 巧 選手が引張り、中須賀 選手と野左根 選手のヤマハファクトリー2台が追うレースとなりました。
レース終盤までは硬直状態が続きますが、前戦のツインリンクもてぎ戦 の続きのレースを見ているかの如く、野左根 選手は前を行くヤマハファクトリーのエースライダー中須賀 選手の後ろにピタリと付け、プレッシャーをかけて行きます。



中須賀 選手は立ち上がり重視で走るタイプのライダーですが、野左根 選手は600ccのバイクを乗るかの如く、高い速度でコーナーリングをするライダーなので中須賀 選手よりも外側からコーナーに侵入シーンが、しばしば見受けられました。
レース終盤となる15周目に野左根 選手が、15周目の1コーナーで仕掛けるのですが、張らんでしまいコースアウトしてしまいます。
野左根 選手がいなくなり、トップ争いはMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋 巧 選手とヤマハファクトリーの中須賀 選手の争いになります。
中須賀 選手は、16周目の第2ヘアピンで高橋 巧選手をパスし、トップに浮上。
そのままチェッカーとなりました。

リザルトは以下の通りです。(クリックで拡大)
第7戦オートポリスを終わっての、ポイントランキングは以下の通りです。
1位 津田 拓也 選手 137pt
2位 高橋 巧 選手  134pt
3位 渡辺 一馬 選手 128pt
4位 藤田 拓哉 選手 107pt
5位 濱原 颯道 選手   98pt

また、Youtubeに第7戦オートポリス JSB1000クラス レース後インタビューの動画が掲載されていたので紹介したいと思います。
(第7戦オートポリス JSB1000クラス レース後インタビュー)

コメントでも中須賀 選手が「自分が今まで前に出ると転倒という形で終わっていたので、それが蘇りながら慎重に走った。」とコメントしていますが、
見ている私もドキドキでした!
しかし、インタビュアーさんいい質問しますよねぇ!
誰もが気になっていた「中須賀 選手と17インチの問題は改善されてきているのか?」とズバッと聞いてくれています。
その質問に対する中須賀 選手の答えですが、私なりにまとめてみると
「野左根 選手が16.5インチと同じようなセッティングでリズムよく乗れているので、野左根 選手の走りにヒントがあると思う。
野左根 選手のいい所を研究し、自分のスタイルを17インチに合わせて改善していきたい」という内容で私は受け取りました。



と言う事は、まだまだ問題は改善途中で、バイクのセッティングよりも中須賀 選手のライディングスタイルを変える必要があると言う事なのでしょうか?

残りの3レースは中須賀 選手のライディングの変化にも注目して観戦してみようと思います。
当ブログでは今季不運な中須賀 選手を お祓いに行った方が良いとか勝手なこと言って 取り上げてきましたが、何はともあれ中須賀 選手!今季2勝目おめでとうございます!!
また、レースを2位で終えた高橋 巧 選手は今週末行われるWSBK 第10戦 ポルトガルGPへスポット参戦 が決定しております。
大事な役目を担ったスポット参戦の上、使用するタイヤもECUも違い、初めてのポルティマオサーキットとなります。
今週末は気合いを入れて応援します!
高橋 巧 選手も頑張ってください!!

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