9月8日～9月10日にショーダウン直前のレースであるBSB第9戦シルバーストーンが3レース開催のトリプルヘッダーで行われました。
このシルバーストーンが終わった時点で、ポイントランキング上位6名がショウダウンへ進み、上位6名全員が総合ポイント500ポイントからスタートし、残り3戦で最も多くポイントを獲得したものがチャンピオンとなりますので、6位以内に入ってないと年間チャンピオンになれません。
土曜日のレース１と日曜日のレース２はドライでのレースでしたが、レース３はウェットでのレースとなり、motogp第13戦サンマリノGP並みの大荒れのレースとなりました。
年間チャンピオンを掛けた大事な一戦となったシルバーストーンをレース１から動画を交えて見ていこうと思います。
土曜日に行われたレース１はコース上にウェットパッチが残るも、路面状況ドライで行われました。最終ラップにポイントランキングトップの王者シェーン・バーンがファステストラップを記録するも転倒リタイアという結果になり、シェイキーのチームメイトである、グレン・アーウィンが勝利しました。
3位にホッパーこと、ジョン・ホプキンスが入り、久々の表彰台となっています。
ホッパーは個人的に未だにスズキのイメージが強いため、シーズン終盤になってもホッパーがドカティって言うのが未だ慣れませんが、久々の表彰台獲得おめでとうございます！
BSBシルーバーストーン レース１動画
BSBシルーバーストーン レース１リザルト（クリックで拡大）
レース２は、日曜日の現地時間の午後13時頃スタートし、ドライで行われました。
序盤、シェーン・バーンがレースを引っ張りますが、後続がピタリと後ろに付いてきて、上位７台が先頭グループとなります。
シェイキーを最初に捉えたのは、SUZUKIのシルヴァン・ギュントーリで、GSX-R1000Rがシェイキーに変わってレースを引っ張ります。
今年からフルモデルチェンジした新型のGSX-Rですが、シーズン序盤から中盤まではリタイアも多く、目立った成績もありませんでしたが、ここへ来て熟成が進み、まとまったバイクになってきたという印象です。
レースが終盤に差し掛かってくると、先頭争いは３台に絞られ、チェッカーという展開になりました。
話が少し変わりますが、Moto Americaでは、スズキのトニー・エリアスがシーズンチャンピオンに輝き、ロジャー・リー・ヘイデンも総合２位です。
JSB1000クラスも何だかんだで、現在ヨシムラの津田選手がポイントリーダーですし、来季のGSX-R1000Rはシーズン初めから良いスタートを切れるのではないか？と個人的に印象を受けたレースとなりました。
SUZUKIは、WSBKに2018年からライダーにトニー・エリアスを起用しての参戦が決定していますし、来季のGSX-R1000Rは期待が持てそうです。
BSBシルーバーストーン レース2動画
BSBシルーバーストーン レース2リザルト（クリックで拡大）
レースは天気以上に大荒れとなりました。
全日本ロードレースで言えばオートポリス並みの霧が掛かった中行われ、視界は最悪で過酷な条件で開催されました。
何と、23台中16台がリタイア！！
完走したライダーはたった7名という厳しいレースを制したのはHONDAのダン・リンフットでした。
ダン・リンフットは、このレースで1位となるも、ショーダウン進出とはなりませんでした。
しかし、チームメイトのジェイソン・オハローランはショーダウン進出となります。
苦戦が続いているCBR1000RRですが、BSBはここからチャンピオンシップが仕切り直しとなるので、清成選手のように、逆転優勝目指して頑張って欲しいです！
BSBシルーバーストーン レース3動画
BSBシルーバーストーン レース2リザルト（クリックで拡大）
シェーン・バーン BE WISER DUCATI
レオン・ハスラム JG SPEEDFIT KAWASAKI
ジョシュ・ブルックス ANVIL HIRE TAG YAMAHA
ジェイク・ディクソン RAF REGULAR AND RESERVES KAWASAKI
ピーター・ヒックマン SMITHS RACING BMW
ジェイソン・オハローラン HONDA RACING
残り3戦でこの中から、今年の年間チャンピオンが決定します！
次戦は今週15日～17日の期間でオートンパークで開催されます！
BSBはここからが本番です！
今週末も目が離せませんね！！
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