８月18日からフリープラクティスが始まり、８月20日に決勝を迎えるWSBK第9戦 ドイツグランプリ（ラウジッツ）ですが、去年までWSBKをドカティワークスから出場していたイタリア人の人気ライダーのダビデ・ジュリアーノが Red Bull Honda World Superbike Teamから出場することが決まりました。ジュリアーノはCBR1000RRで先週に行われた2日間のテストを既に終えています。ダビデ・ジュリアーノはWSBKで112レース出場し、14回の表彰台と5回のポールポジション獲得しています。あれ？ジュリアーノって今年BSBにTyco BMWから出場していなかったっけ？第2戦で転倒してリハビリ中じゃなかったっけ？ って思った方がいるのではないでしょうか？実はジュリアーノは・・・・
Tyco BMWをクビになっていました(笑)
彼がRd.2で負った怪我のリハビリに時間がかかるというのが理由のようです。
ただ「両者の関係は良好なまま」と強調されております。
良好な関係のままクビになってました(笑)
てっきり、次戦のラウジッツも第8戦ラグナセカでニッキー・ヘイデンの代役を務めたアメリカ人ライダーのジェイク・ガニエ 選手が代役を勤めるもんだと思ってました。
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| モト・アメリカでHondaから参戦中のジェイク・ガニエ 選手 |
ジュリアーノは開幕前からひと足早い夏休みを取ることになり、代役にDucatiのレジェンドライダーのトロイ・ベイリス（当時45歳）が走ることになりました。
2016年はドカティの偉い人に怒られたのかどうかはわかりませんが、転倒は少ないもののジュリアーノの持ち味の転倒ギリギリで攻める速さが無くなり、ジュリアーノのツナギとヘルメットを被った別の人間がパニガーレに乗っているような感じでした。
そして、2016年にドカティワークスから解雇される訳ですが、ドカティワークスがジュリアーノの代わりにメランドリと交渉してるぞ！という噂が出た時のジュリアーノのコメントは・・・
「いい気はしませんよ。マレーシア以降、わたしが獲得したポイントはデイビスを上回っているんですよ。」と7月にコメントしています。
ジュリアーノがコメントした後にチャズ・デイビスは7勝し、ジュリアーノは凄く肩身が狭くなりドカティと別れを告げ、Tyco BMWと契約しBSBを走ることになったのですが、第2戦で転倒による怪我を負い、そのままクビという流れです。
こうやって。ジュリアーノの悪口を書いているように見えるかもしれませんが、私はジュリアーノ好きなんですよ。
但し、2016年のジュリアーノは好きになれません！
彼のいつも転倒ギリギリの攻めた走りは、見るものを引き付けます！
例え転倒するリスクを負ってでも攻め続ける彼のアグレッシブな走りは、まさに職人芸！華があります！！
私はRSV4 Factoryを所有して乗っていますが、ジュリアーノがアルテア・レーシングでRSV4を駆った2013年、時折見せる驚異的に速く、ギリギリの走りに目を惹かれました。
バイクのヘルメットはX-Fourteenのブラッドリー・スミス レプリカを使用していますが、元々アライのヘルメットを長年使用してきた者として、ジュリアーノ レプリカのRX-7Xが発売された去年は買い換えようか本気で悩みました。
実はジュリアーノ大好きな私ですが、今回の代役参戦についてHONDAに言いたいことがあります。
何血迷ってんですか？HONDAさん・・・
ドカティで高価なバイクをあれだけ壊したのを忘れたのですか？
ただでさえアレな成績のCBR1000RR（SC77）にジュリアーノを起用するなんて、どうかしてるんじゃないでしょうか？
新型になって、一刻も早く熟成が求められているSC77なのに、ストーナー以上に特殊なライダーのジュリアーノを乗せるなんて、全く当てにならないデータを蓄積して何になるんでしょうか・・・？
彼に開発能力は間違いなくありません！！
まぁ何にせよ、次戦 WSBK第9戦 ドイツグランプリはフリープラクティスから絶対に目が離せない事は確かです！！
ジュリアーノ頑張って！！応援してます！！
ヘイデンに早く1勝を届けてください！！
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