今週末から行われるMotogp第10戦チェコグランプリ(ブルノサーキット)


サマーブレイクも終わり、今週末からブルノサーキットでMotogp第10戦チェコグランプリが行われます。Motogpは今月 6日チェコグランプリ・13日オーストリアグランプリ・27日イギリスグランプリと1ヶ月に3開催となりますので、サマーブレイク明けから大忙しです。サマーブレイクが入り久々のレースということで、各クラスのポイントランキングと今週末行われるブルノサーキットについて着目したいと思います。





現在のMotogpクラスのポイントランキングですが、
1位 マルク・マルケス       129pt
2位 マーベリック・ビニャーレス  124pt
3位 アンドレア・ドヴィジオーゾ  123pt
4位 バレンティーノ・ロッシ    119pt
5位 ダニ・ペドロサ        103pt
となっております。

今シーズンは非常に接戦となっており、一体誰が今年のチャンピオンになるか見当がつきません。
個人的にTOP5にホルヘ・ロレンソの名前がすごくさみしいのです。
デスモセディッチのマシン特性とロレンソのライディング特性が上手く機能してないように見えます。
来シーズンに期待しましょう。 何とかマシンとライディングの丁度いい所で折り合いが付いて、後半戦は上位争いに加わって欲しいです。



moto2クラスのポイントランキングですが、
1位 フランコ・モルビデリ   174pt
2位 トーマス・ルティ     140pt
3位 ミゲル・オリベイラ    117pt
4位 アレックス・マルケス   113pt
5位 フランシスコ・バグナイア 78pt

7位 中上貴晶         69pt
28位 長島哲太         1pt
となっております。

シーズンが始まる前は、中上選手はモルビデリにさえ負けなければ今年はチャンピオン取れるだろう!と個人的に思っていたのですが、レースはそんなに甘くないですね・・・
moto2は全チーム同じエンジンを使用してレースしていますが、Motogpクラスの方がポイントランキングが均衡しているので、以下に今のMotogpのレベルが高く難しいレースか解ると思います。




moto3クラスのポイントランキングは以下の通りです。
1位 ジョアン・ミア         165pt
2位 ロマーノ・フェナティ      128pt
3位 アロン・カネト         110pt
4位 ホルヘ・マーティン        89pt
5位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ 85pt

14位 鈴木竜生            30pt
20位 佐々木歩夢           15pt
となっております。

鈴木選手と佐々木選手は苦戦が続いてますね・・・・
なんとか頑張ってまずは今シーズン中に1勝目指して頑張って欲しいです。

さて、今週行われるブルノサーキットのコースですが、1980年代にF1を誘致する目的で、旧サーキットの西側、自然のすり鉢状の地に新しいサーキットを建設しました。
1987年に10年振りにチェコスロバキアGPが再開すると、森の中の丘を駆け巡り波打つコーナーの連続は観戦者たちに絶好の観戦スポットとされ、1993年からチェコGPとして開催されています。
2007年からは毎年20万人を超える観衆が集り、2015年には過去最高となる24万8434人を記録しています。

2015年8月16日、モラヴィア州政府とブルノ市政府が中心となり設立された大会組織委員会とドルナスポーツとの間で、2016年から5年間、ブルノ・サーキットこと、アウトモトドローム・ブルノでの開催に関して合意し、2020年までの開催が決定しています。

全長距離:5.4km
右コーナー:8
左コーナー:6
コース幅:15m
最大直線距離:636m
となっております。



去年のチェコグランプリはどんなレースだったかというと、雨のレースになり、前後にハードレインを選択したクラッチローが、雨量が少なくなった後半にペースを上げてライバルを圧倒しました。
序盤の5周は全くグリップしなかったというクラッチローは、ペースが上がらずポジションを落としましたが、レース中盤からラインが乾き始めハードレインの恩恵もあってペースを上げ、後続を一気に引き離しての勝利となりました。
ちなみに、最高峰クラスへの挑戦開始から6年目でバリー・シーンが1981年のスウェーデンGPで優勝して以来、35年ぶりに英国人選手が最高峰クラスで優勝しました。

果たして、今年は一体どんなドラマがブルノサーキットで繰り広げられるのでしょうか!?
Motogp決勝は6日 21:00 スタートです!

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