今年のマン島TTで転倒を喫し、今年のアルスターGPへ参加しないと発表したガイ・マーティンですが、国際的な大きなレースにしばらく出ない事を発表しました。その理由ですが、新型のCBR1000RR(SC77)が原因のようです。ガイ・マーティンが言うには、新型のCBR1000RRが供給されるのが遅かった為、テストできる時間が十分になく、レースウイーク中も決勝に備えてマシンを仕上げるどころか、まだマシンをテストしている状況だったそうです。
過去の記事 ホンダレーシング ノースウエスト200から撤退!! にも書いたのですが、ノースウエスト200でチームメイトである、公道レースのレジェンドライダー ジョン・マクギネスがECUとスロットルの間に問題が起き、転倒しました。
その転倒でマクギネスは椎骨を4箇所、肋骨も3本折り、参戦予定だった今年のマン島TTのTT-ZEROクラスに参戦できなくなりました。
ガイ・マーティンもマン島TTで転倒しており、シニアTTを棄権することになりました。
ガイ・マーティンはマン島TTレースの事を振り返って「血まみれの災害だった。」ともコメントしています・・・
マン島TTの後、今月20日に行われるBSBの開催地キャドウェル・パークでマシンのテストをしたのですが、実質SC77の完成度に満足がいかず、チームに「このバイクはアルスターグランプリでの競争力は無い」とコメントしています。
ガイ・マーティンにしてみれば、新型になってCBR1000RRの戦闘力も上がって来るだろうと期待していたのですが、
供給は遅れてテスト不足。
思ったほどの戦闘力は無くマシンの熟成には時間が必要。
初期の段階で公道レースで使用するには致命的な問題が発生し、ライダーが怪我をした
という事でしばらくレースには出ないと決断したようです。
全日本ロードレース以外のレースで勝利できていないCBR1000RR(SC77)ですが、世界中のレーシングチームの情報を集め、一刻も早く熟成が進んで欲しいものです。
ジョナサン・レイが長年CBR1000RRで苦戦して、たまに「おぉ~!!今回のレイすごい!!上位走ってる!!」という時があったかと思えば、Kawasakiに移った途端に連戦連勝。
マイケル・ファンデルマークが、長年アップデートされてない
ニッキー・ヘイデンがMotogpからWSBKへ来て初のMotogp&WSBKのダブル年間チャンピオンへ向けて頑張って~!!
2016年は古いままのCBRだけど、2017年には新型になるから、もう少しの辛抱だ!!
と思って新型になってみたら、テンケイトが上手くセッティングが出せず お手上げで、エンジンのチューンをコスワースに出したり去年よりも問題が山積みになったりと・・・
これじゃぁ亡くなったニッキー・ヘイデンも報われませんよ(´;ω;`)
ホンダさん何とかCBR1000RR(SC77)を一刻も早く世界で勝てるバイクにしてください!
しかし、CBR1000RR-Rになっても変わらずダメだねw
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