1年に1度だけオンロードバイクが空を飛ぶ日があります。それは毎年、British Superbike Championship(BSB)のキャドウェルパークラウンドです。BSBの中で最も人気のあるコースで、コース幅が狭くアップダウンが激しいサーキットで、非常に抜きにくいため、予選のグリッドポジションがとても重要になります。何と言っても、最大の特徴は連続したS字の手前にあるジャンピングスポットで、も超難関セクション。通称「マウンテン」と呼ばれる小高い丘です。急カーブを抜けた後、アクセルをワイドオープン!そこから、200kgある1000ccのモンスターバイクが宙を舞います。超難関セクションと書いた通り、レースウイーク中に毎年ライダーが着地に失敗してクラッシュするからです。
オンロードのクローズドサーキットで行われるバイクレースで、バイクが宙に舞うのは世界中探してもBSBのキャドウェルパークだと思います。スローモーションや写真で見るバイクがジャンプする姿は「美しい」の一言に限ります。
正に刹那の芸術とでも言いましょうか・・・
記事冒頭にも少し書きましたが、コース幅がとても狭いです。
場所によっては、自転車のコースじゃないの!?
って思うくらい狭いです。
それに加えて、ジャンプスポットもあるので、レースになるとパッシングポイントが限られる為に、キャドウェルパークでは予選のポジションが他のレースよりも重要になります。
下の動画は今やMVアグスタのワークスライダーのレオン・キャミア選手のBSB時代の動画ですが、「マウンテン」で着地失敗して転倒するシーンです。
さて、現在のポイントランキングは以下の通りです。
1 シェーン・バーン 203
2 レオン・ハスラム 184
3 ピーター・ヒックマン 164
4 ルーク・モーシー 161
5 ジョシュ・ブルックス 154
6 ジェイソン・オハローラン 154
7 ジェイク・ディクソン 136
8 クリスチャン・イドン 134
9 ジャームス・エリスン 88
10 ダン・リンフット 85
BSBも今週開催されるキャドウェルパークとシルバーストンを終えると、1位から6位の選手までのポイントをリセットしてシリーズチャンピオンを争うショーダウンに突入します!
シェイキーとハスラムは何事も無ければショーダウンへ進出できそうですが、他の選手はシリーズチャンピオン獲得へ絶対落とせないレースとなります!
ちなみに、昨年のキャドウェルパークの勝者は、レース1でレオン・ハスラム レース2でシェーン・バーンが勝利を挙げています。
今年キャドウェルパークを制するのは一体どのライダーでしょうか!?
決勝は日曜日に行われます。
レース1が21:30~
レース2が24:30~
となっております!
視聴方法ですが、過去記事の無料でMotogpやWSBKの生中継を見る方法 を参考にしてください。
但し、何が起きても当サイトは責任を持ちませんので、あくまでも自己責任での視聴をお願いします!!
同じ日に開催されるWSBKのレース2が20:00スタートとなっていますので、WSBKが終わったら、即BSB観戦という予定です!
今週末はWSBK、BSB共に要チェックです!!
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