以前よりインターネットでECU書き換えサービスを行っているショップは何件かありましたが、ついに大手バイク用品サイト webike で書き換えサービスが開始となりました。
数あるショップのサービス内容によりますが、車種によっては、ECUを書き換えて、センサーを追加することで、オートブリッパーも使用可能になります。他にも、スピードリミッター解除・電子スロットルまたはセカンダリースロットルプレートの設定変更・吸気/排気デバイスの無効化/設定変更・レブリミット変更・エアインダクションシステム無効化/エラー解除・燃調設定・点火タイミング変更・ラジエーター冷却ファン 作動温度変更・エンジンブレーキ調整 等ができるショップもあります。今回、webikeとタッグを組む 10FACTORY さんのサービスですが、オーダーシートにオプションを記入できるようになっています。どの程度までサービスを提供するかは不明ですが、気になったので取り上げてみました。
バイク用品店Webikeでは、フルパワー化 、スピードリミッター(180km/hリミッター)を解除できる「ECU書き換えサービス」を開始しました。
専用のBOXに対応車種のECUを梱包し発送し、施工・セッティングは「10FACTORY」が行い、書き換えが完了したECUをユーザーに返送するサービスとなっています。
対象車種は各メーカーのスーパースポーツや、スポーツツーリングモデル、ネイキッドから250ccモデルなど多岐にわたります。
ECUは「エンジン・コントロール・ユニット」の略称で、インジェクション車に搭載されているバイクの頭脳といえるパーツです。
ECUはメーカー出荷段階で適切に設定されているが、国内モデルでは180km/hリミッターや、排ガス規制・騒音規制などをクリアするためのエンジンマッピングが施されています。
10FACTORYでは、ECUをセッティングすることで解消できる部分について、車検に対応しながらエンジンのフルパワー化・リミッター解除を行うことが可能です。
豊富なノウハウと実績を持った専門のサービススタッフがリセッティングを行い車両に合わせた特性へと変更します。
以前はキャブレターセッティングなど、ユーザー側が行える部分が多分にありましたが、インジェクション車となり、リセッティングは複雑になっているのが現状です。
マフラー交換などで変わってしまった特性などもECUのセッティングを変更することで本来の性能が発揮できます。
10FACTORYは、米Woolich Racingの日本正規代理店として商品販売及び、日本仕様のMAPを制作・販売しています。
他メーカーとは異なり、日本専用仕様のMAP制作を行い販売する事を許可された正規代理店です。
米Woolich Racingはオーストラリア・アメリカ・ヨーロッパと全世界で、ECU解析・フラッシュソフト開発・機材販売とオートシフタ―やオートチューン商品を販売しているメーカーです。
レーシングチームへの供給がメインのECUフラッシュソフトメーカーであり、FIM / Dornaとパートナーシップも結び車種データも豊富に所有しています。
価格
価格:43,200円 ※ECU発送、完成品の返送料金も商品価格に含む。
・車検対応仕様(フルパワー化・180km/hリミッター解除)
・レース仕様（レース用フルパワー化・180km/hリミッター解除）※車検非対応
気になるサービス完了までの内容ですが、以下の様になっております。
▼1.Webikeで専用の箱を購入
Webikeショッピングにて、指定の箱を購入ください。
こちらの料金に施工代及び、施工後の10FACTORYからの送料が含まれています。
▼2.届いた箱にパーツを入れて発送
届いた箱にECUを入れて10FACTORYまで発送してください。
緩衝材を詰めてしっかりと固定し、同梱のオーダーシートもご記入いただき、合わせて発送ください。
※1.箱は専用設計です。また対象物以外は箱に入れないようお願いいたします。
※2.ECU以外の配線等を取り外した状態でお送り下さい。
▼3.10FACTORYにて状態確認・作業
10FACTORYにて届いたECUの状態を確認し、ECU書き換えを開始します。
オーダーシートにご記載して頂いたオプションにつきましては、10FACTORYよりご連絡差し上げます。
▼4.作業完了後、お客様のもとへ返送
施工完了後、お客様の元へお送りいたします。
サービス注文ページはコチラ（クリックで開く）
一昔前はサブコンが主流でしたが、数年前からECU書き換えで行えることが増え選択肢も広がりました。機会があったらサブコンとECU書き換えのメリット・デメリットの比較記事なども掲載できればいいなぁと思っています。
期待せずにお待ちください！
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