スズキのバイクの売り方が一番好き!!GSX-R1000R国内仕様が7月28日から発売開始!

いよいよ今月の7月28日にGSX-R1000R(L7)の国内仕様が発売開始となります。そこで、GSX-R1000R(L7)について簡単にまとめてみます。


国内仕様はGSX-R1000Rのみの販売で、GSX-R1000の国内仕様は販売されない。国内仕様のGSX-R1000Rのスペックは、最高出力:197ps / 13200 rpm 最大トルク:11.9kg-m / 10800 rpm 車両重量:203 kg

欧州仕様GSX-R1000Rのスペックは、最高出力:202ps / 13200 rpm 最大トルク:11.2kg-m / 10800 rpm 車両重量:203 kgとありますが、これは認証検査時の計測方法の違いによるものなので、エンジンに仕様差はありません。
国内仕様と欧州仕様の違いと言えば、国内仕様にはETCが標準装備される事と180km/hスピードリミッターが付きます。国内仕様のGSX-R1000Rの発売価格は、204万1,200円欧州仕様のGSX-R1000Rの発売価格は、219万2,400円欧州仕様のGSX-R1000の発売価格は、186万8,400円となっております。

今回の売り方は個人的に大好きです!!本当にスズキ万歳って感じです!!
180km/hスピードリミッターがあっても、ECU書き換えや、サブコンを搭載すればリミッターは外れます。
国内仕様で204万円で、欧州仕様で219万円なので単純計算して15万円 国内仕様の方がお買い得です。
15万円あれば、ECU書き換えや、サブコンを買ってもお釣りが来ます!

参考に同じ国内のメーカーの価格をまとめてみました。
国内仕様のCBR1000RR   約201万円
国内仕様のCBR1000RR SP  約246万円
国内仕様のCBR1000RR SP2 約302万円
レースベース車両のZX-10R  約178万円
レースベース車両のZX-10RR  約210万円
逆車フルパワーのZX-10R   約220万円
逆車フルパワーのZX-10RR   約253万円
逆車フルパワーのYZF-R1   約226万円
逆車フルパワーのYZF-R1M  約307万円
となっています。



逆車フルパワーのZX-10Rが販売価格が約220万で価格が近いですが、国内で販売されるGSX-R1000Rは上級グレードに速度リミッターが付いてるだけなので、価格だけで考えても超お得じゃないでしょうか!?
SUZUKIと同じく、YAMAHAはYZF-R1と上級グレードのYZF-R1Mの2本立てですが、上級グレード同士のGSX-R1000RとYZF-R1Mの価格を比べると100万円も価格が違います!
こりゃぁ~もうGSX-R1000Rに乗るしかないでしょ!!

そして、SUZUKIの売り方で、一番気に入っているのが上級モデルでも、電子制御サスペンションを採用せず価格を抑えてくれている事です!
最近のリッターSSクラスに、電子制御サスペンションが採用されているのが個人的に嫌いでした。

私の知る限り、JSB1000だけ電子制御サスを使用しても良いレギュレーションになっていたと思います。
日本以外のレースで使用禁止されている電子制御サスを付けて売り続けるのはどうかと思っていました。
BMWのS1000RRに関しては、電子制御サス装着車のよりも、非装着車(そのかわり鍛造ホイールが付く)の方が値段が高いので、個人的に凄く納得が行きません。
電子制御サス無し&鍛造ホイール無しのグレードを用意して価格を下げてくれた方が、絶対売れると思います!

プリロードだけ合わせて機械的に減衰を調整してくれるのも良いのですが、バイクはライダーの感性で乗る乗り物なので、その日の路面温度や車体の状態をライダー個人が判断し、ライダーの意思で減衰を調整して走りの変化を楽しむのもバイクの醍醐味だと私は思っています!
値段の張る上級グレードに手を出して、その醍醐味を奪われるのが私は非常に嫌でした。
だからGSX-R1000Rが電子制御サスペンションを採用せず、価格を抑えてくれたことは大変嬉しいです!!

いよいよ7月28日に発売されるわけですが、試乗会があったら必ず行ってみたいと思います!
知り合いの誰かが買ってくれたらいいのになぁ・・・

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