BMW HP4 RACE 正規ディーラーにて受注を開始!気になる値段は?納車は11月から!

以前 カーボンフレームのHP4 RACEに試乗できる!!但し2人だけ! という記事で取り上げた 全世界750台限定で生産されるサーキット専用モデル「BMW HP4 RACE」ですが、BMW Motorrad正規ディーラーにおいて、7月14日より受注がはじまり、2017年11月から順次、納車を開始すると発表されました。


HP4の発表当時、世界限定生産750台で、価格は6万8,000ポンドとの発表があったので、日本円に換算すると約949万3,000円くらいとだったので、1000万弱かなぁ~?と思っていたのですが、発表によるとメーカー希望小売価格で1,000万円(消費税込み)との事です。消費税込みなので、単純計算して車体価格は925万9259円なので、発表当時の日本円換算よりは、気持ち安いかな?って感じです。

7月16日追記:BMW Motorradより、お得なバリューローンも設定されているようです。詳細は記事中に記載しています。


詳しい解説は以前の記事 カーボンフレームのHP4 RACEに試乗できる!!但し2人だけ! に記載しましたので、BMW Motorrad Japanの公式説明を見て行こうと思います。



本質を極めたバイク
HP4 RACEはただのパーツの集まりではない。このバイクはピュアな情熱そのものです。開発段階からレーストラックまで、情熱こそがこのバイクをバイクたるものに成し遂げました。イノベーションを推し進め、限界を超えることを使命としています。
このHPバイクはフルカーボンフレームとフルカーボンホイールを搭載する世界で初めてのバイクです。わずか146kg(乾燥重量)の車体で、158 kW (215 HP)のエンンジンパワーを発揮するこのバイクは、750人のエンスージアスト(熱狂的な愛好者)のためにハンドメイドで夢を実現しました。





750台のピュア・パフォーマンス
HP4 RACEは優れたエンジニアリングのマスターピースです。750台限定エディションのレーシングマシーンは、1台1台が我々のスペシャリストによりハンドメイドされ、シリアルナンバーのステッカーがつけられます。
このバイクは、その価値を共有でき、限界を超えさらに先を行く人のためにのみ生産された、まさに凝縮された情熱です。
限界を超える人は、その要求をHP4でのみ満たすのではなく、求めるものさえも再定義します。そんな人はわずかにしか存在しません。正確にいうと、世界に750人です。






ライトウェイト・バイクの新しいベンチマーク
HP4 RACEのフレームはエンドレスなカーボンファイバーで作られ、ステアリングヘッドからスイングアームピボットまでが一体成型により、一般的なフレームと比べ4kgの軽量化を計っています。BMW HP4 RACEのカーボンテクノロジーは見かけではなく、その特性が重要です。機能性に基づいた捩れと剛性の組み込みと、事前の計算によって作られました。アルミニウムほどの固さと鉄ほどの強さを兼ね備えます。カーボン素材の全ての優位性はタイヤに影響を与え、特に柔軟な走りを可能にします。





細部に至るまでの完璧さ
レーストラック用に開発された HP4 RACEの自立式のカーボン製フロントは、ラムエアを後方に搭載するスプリットされたアグレッシブな顔つきで向かい風を吸い上げます。ドーム型のウインドウスクリーンはライダーの最適な安全を守り、ストリームラインでの走行を保ちます。カーボン素材と塗装の完璧な相互作用はHP4 RACEを絶対的に際立たせ、停止状態においても賞賛を受けるでしょう。新しさはカラーにも現れ、HP4 RACEでは、新しいHPモータースポーツのカラーとしてライト・ホワイト・ユニ / レーシング・ブルー・メタリック/レーシング・レッド・ユニが採用されています。




手作りで、最大のパフォーマンスを設定
ベルリンで手作りされる HP4 RACEのエンジンは、遠く離れたWMとWorld SBKのエンジンにさらに開発を重ねたものです。 そのエンジンは158 kW (215 HP)を誇り、最大回転数は14,500回転、最大トルクは10,000回転で120Nmに達します。
我々の専門家による試運転とテストスタンドでの計測の後にオイル交換を含む初回の点検が行い、エンジンは内視鏡で確認され、イグニッションタイミングとバルブクリアランスが再度調整されます。それは、納車時点からHP4 RACEはレーストラックでフルポシャルを発揮できることを意味します。




アジャストメント機能が最速ラップを生み出す
HP4 RACEのレース性能はあらゆるコンポーネントに反映されています。自立式のカーボン製フロントには、ドライバーとエンジニアにとって重要な全ての情報を含む2Dダッシュボードを搭載。2Dデータレコーダーは記録されたデータの保存や読み込みが可能です。ダイナミック・トラクション・コントロール (DTC)はボタンにより正確に作動し、どんなレースシーンでも最適なトラクションを与えます。
ギア・ディペンダント の出力配分、プログラム可能なエンジンブレーキとウイリーコントロールは、ピットレーンリミッターとローンチコントロールに加え、レースにおけるトラブルフリーなオペレーションを可能にする電子制御機能です。電子部品は最小限のケーブルハーネスで接続され、自立式のカーボン製フレームテールにはリチウムイオンバッテリーが格納されています。カーボン製フレームテールはHP4 RACEの最適な人間工学を追求した追加部品であり、3段階のレベル調節が可能です。




シートからモデルナンバーに至るまで、個人にあわせて
その他のライダーに特化した調節機能として、ハンドルバーのテーパリングとフットレストシステムがあります。逆シフトのHP RACEシフトアシスタントProは、ギアシフトのたびに明確なフィードバックを返します。6速クロスレシオのトランスミッションはワールドチャンピオンのスペックにあわせてあります。
ワールドチャンピオンのレベルをもって158 kW (215 PS)を発揮する水冷・油冷4シリンダー4ストロークエンジンは我々のスペシャルチームによって組み立てられ、テストスタンドで計測され、テストの証明書とともに納車されます。それゆえに、どのエンジンも求められるパワーカーブを達成するのです。





最大のチャレンジのために考え抜かれた
Ohlin製FGR 300の倒立フォークと TTX 36 GPストラット式サスペンションはワールドスーパーバイクで既に知られているものです。 MotoGP で使われるBrembo GP4 PR ブレーキキャリパーは6.75 mm厚 320-T-Type レーシングスチールブレーキディスクとともに卓越したブレーキパフォーマンスを発揮します。カーボンファイバーで織り込まれたリムは鍛造製ホイールに比べ1,540g軽く、軽減されたマスにより顕著に機動性が増しました。一貫した軽量化構造は Akrapovič のフルチタンエキゾーストシステムや手磨きのアルミ製タンクにまで踏襲されます。つまり、これら全てのディテールが乾燥重量146 kg (171 kg / DIN empty)という軽量化を可能 にするのです。 6、8、10のサイズで使われるチタン性スクリューはHP4 RACEの軽量化だけではなく、使用ツールの軽量化にもなっています。


との事です。
ついでに、HP4 RACEとS1000RRのスペック比較をしてみました。(画像クリックで拡大します。)

そして、記事冒頭に記載した お得なバリューローンですが、BMW BIKES編集部さんのTwitterにて公表されています。
画像にある3.95%バリューローン60回払いの内容は以下の通りです。

メーカー希望小売価格   10,000,000円
頭金            2,480,000円
ローン元金         7,520,000円
初回お支払額             50,754円×1回
月々お支払額         48,400円×58回
ボーナス月加算額       166,000円×10回
据置額(最終回お支払額)  4,166,666円×1回
__________________________
支払総額          11,164,620円

頭金248万円で月々4万8400円ですか・・・据置額が416万って・・・
金利で新車のバイク買えますね・・・
私には絶対無理です!!(キッパリ)

いかがだったでしょうか?
外装が同じフルカーボンでもA-TECHのBlack Diamond とは違うのですよ!
このパッケージだと、そのまんまWSBKに出れちゃいますね・・・
一体どんな人が買うんでしょうか?うらやましぃ~!!

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