フルモデルチェンジ!?次期BMW S1000RRスパイショット流出!!

ついこの間フルカーボンモデルのHP4 RACEが発売を開始したBMWですが、次期モデルとなる、BMW S1000RRのスパイショットが流出しました。


 S1000RRは2009年に発売され、2015年にマイナーチェンジをしていますが、ついに2018年でフルモデルチェンジとなりそうです。今回流出した写真は、2018年モデルのBMW S1000RRと言われており、今年のミラノショーで2018年モデルのS1000RRとして発表されるのではないかと言われています。さて、写真から見て取れる新型S1000RRの変更点や海外で噂されている新装備などについて触れていこうと思います。

追記情報(9月2日):どうやら2018年モデルは現行モデルのまま販売するそうです。
詳しくは記事下部に記載しています。


次期モデルの S1000RRは、新型のエンジン搭載はもちろん、新設計のシャシーとスイングアームに加え、サスペンションのアップグレードと慣性計測ユニット(IMU)のアップグレード、更にフルカラーTFT計器盤を装備する可能性が高いと見られています。
写真でわかるように、クランクケースの形状が2017年モデルと異なることから、排ガス規制のユーロ4に適合させつつ、出力を向上されている事は間違いありません。
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上が現行モデル 下がスパイショット

車体面で着目したいのが、スイングアームが現行モデルの形状と大幅に異なり、流出した画像ではWSBKを走る車両のように、逆トラスのスイングアームが採用されています。
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さらにシートレールが今までと作りがかなり変更され、パイプで作られたトレリスフレームのような形状をしています。
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左が現行モデル 右がスパイショット
以前の記事「WSBKでのDUCATIパニガーレの変貌で書いたのですが、2014年にWSBKを走るパニガーレのシートレールが、写真のようにパイプフレームになったことで剛性バランスが良くなり乗りやすくなったのでドカティワークスが採用した事もあるので、似たような理由で新型のBMW S1000RRもこの形なのかもしれません。
WSBK2014年型パニガーレ

新設計のメインフレーム・逆トラススイングアーム・新型シートレールが、どの様なハンドリングを生み出すか非常に気になるところです。

後は写真を見れば解る通り、プロジェクタータイプのヘッドライトと、形状の違うフロントカウルになっています。
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YZF-R1、S1000RRとプロジェクタータイプのヘッドライトを採用することになりますが、今後プロジェクタータイプのヘッドライトが主流になっていくのでしょうか?
最後にS1000RRに何度もこのブログで訴えていますが、現行のS1000RRは、電子制御サス装着車のよりも、非装着車(そのかわり鍛造ホイールが付く)の方が値段が高いので、個人的に凄く納得が行きません!

電子制御サス無し&鍛造ホイール無しのグレードを用意して価格を下げてくれると助かります!!
お願いします!!


追記情報(9月2日):2018年モデルは現行モデルのまま販売するそうです!
カリフォルニア州大気資源局に提出された書類によると、2018年の S1000RRの排ガスに関する内容は2017年モデルと全く同じだった為、2018年モデルは2017年モデルから大きな変更は無さそうです。

GSX-R1000R(L7)がスパイショット流出から期間があったのと同じで、S1000RRも更に1年間の開発時期を設けるという事になります。
新たな情報が入りましたら、また記事にしたいと思います。

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