2017鈴鹿8時間耐久ロードレース予選結果と TOP10 TRIAL出場チームについて

本日、鈴鹿8時間耐久ロードレースの予選が行われました。2015、2016と2年連続勝利を挙げ、3年連続勝利を狙っているYAMAHA FACTORY RACING TEAMが本日のトップです。

続く2番手にYOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING3番手にMuSASHi RT HARC-PRO. Honda4番手にKawasaki Team GREENと、1~4番手までに国内4メーカー出そろっています。今日の予選の上位10チームが明日のTOP10 TRIALに進出し、上位10チームのスターティンググリッドが確定します。明日のTOP10 TRIALはニコニコ生放送で放送される予定となっていますので、要チェックです!以下、YAMAHA FACTORY RACING TEAMのライダー、吉川監督のコメントとリザルトです。


中須賀 克行 選手のコメント


「鈴鹿8耐らしくない天気が続いていて、この先、このままの天気なのか、8耐らしく暑くなるのか、雨になるのかで作戦が変わってきます。ただ、マシンは3年目なので信頼性が高く、ブリヂストンタイヤの16.5インチも実績があるので心配はしていません。決勝がたとえ雨だったとしても、事前テストでウェットコンディションを走っているから大丈夫。明日はTOP10 TRIALだけれど、チームのベストタイムはアレックスが出しているから彼が最終走者。去年、僕が最終走者だったけれど緊張してタイムが出せなかったのですが、今年はプレッシャーのない出走順。ぜひともいいタイムを出したいですね」

アレックス・ローズ選手のコメント


「いい結果が残せて満足しています。でも、決勝は8時間あって、1周だけじゃないからね......。もちろん予選でトップタイムをマークできたことはうれしいけど、自分としてはあくまでも決勝でコンスタントに走ることに照準を合わせているんだ。YZF-R1は調子がよくて何の問題もないし、チームの雰囲気も最高! ライダーは3人とも速いペースで走れているから、いいレースができるだろう」




マイケル・ファン・デル・マーク選手のコメント


「今日の予選ではチームメイトのアレックスと中須賀さんがすばらしい走りをしてくれた。赤旗もあったけど、ふたりの頑張りのおかげでプレッシャーを感じることなくベストを尽くすことができたよ。残念ながらバックマーカーがたくさんいて、僕はいいタイムを出すことができなかった。YZF-R1のコンディションもいいし、クリアラップさえ取れればもっとタイムを縮められただろう。でも、これが耐久レースだからね。ユーズドタイヤでコンスタントに走ることができたから、決勝に向けていいセッションになったよ」


吉川 和多留 監督のコメント


「公式予選1回目では、中須賀選手とアレックス選手が前後にニュータイヤを装着し、マイケル選手にはユーズドタイヤで走ってもらいました。マイケル選手は、本来は2分7秒台を記録できるライダーなので2分8秒台に満足はしていないと思いますが、チームのためと納得してもらっています。公式予選2回目は、3人のライダーには最終的なマシンチェックをしてもらい、問題なく公式予選を終了できました。昨年は、攻めの姿勢を打ち出していたアレックス選手も、今年は自ら耐久レースだから、落ち着いて安全に行こうと言ってくれるほどで、いい形でチームはまとまっています」

公式予選結果(クリックで拡大)


TOP10 TRIAL出場チーム(クリックで拡大)

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