先週のアッセンでは、バレンティーノ・ロッシが接戦を制し、勝利しました。
終盤雨が降りフラッグtoフラッグになりましたが、そのままスリックタイヤで逃げ切り物凄いバトルで興奮しました。
さて、現在のポイントランキングですが、アッセンでポイントリーダーだったビニャーレスが転倒したため、
1 アンドレア・ドヴィツィオーゾ DUCATI 115pt
2 マーヴェリック・ヴィニャーレス YAMAHA 111pt
3 バレンティーノ・ロッシ YAMAHA 108pt
4 マルク・マルケス HONDA 104pt
5 ダニ・ペドロサ HONDA 87pt
となっております。
今週のザクセンリンクが終わるとサマーブレイクに入るので、上記5人のライダーは是が非でもランキングトップでサマーブレイクに入りたいことと思います。
ここで、ザクセンリンクがどんなサーキットか振り返ってみたいと思います。
まずは概要です。
ドイツ東部のザクセン州ケムニッツでは、1920年頃から1990年まで公道を利用した四輪、二輪のレースが伝統的に開催されてきたましたが、参加者の安全と周辺の人口増加など、公道でのレースが時代に遅れになっていたことから、1996年に入って近郊にサーキットを建設しました。
主にドライビングスクールやライダー&ドライダーたちのトレーニングセンターとして利用されています。
グランプリ初開催は1998年で、その後次々に改修工事が実施され、2001年には大規模なトラックレイアウトの変更が行われ、アップダウンに富み、タイトコーナーが連続する低速サーキットとして人気が高く、2003年からは毎年20万人を超える観衆が集まります。
2016年7月、プロモーターのADACドイツ自動車連盟とドルナスポーツとの間で、2017年から5年間のグランプリ開催に関して合意しています。
8月には、ADACドイツ自動車連盟とザクセンリンクの運営会社、ザクセンリンク・マネージメントとの間で、2017年から5年間の当地開催に関して合意したことから、2021年まで、ドイツGPがザクセンリンクで開催することが決定しています。
ザクセンリンクは、1周が3,671メートルとGP開催地の中では最も1週の距離が短いサーキットです。
幅員が狭く、曲がりくねっていて(左カーブが10か所、右カーブが4か所)、ブレーキングポイントは8か所あります。
上の図で言うと、1、2、3、8、9、10、12、13コーナーです。
強い操作を要する箇所に加えて大小のコーナーが連続する区間もあるためブレーキの冷却が難しくなり、ブレーキ性能の高さが要求されるコースレイアウトです。
ザクセンリンクでの最多勝利者はマルク・マルケスとダニ・ペドロサで、共に4勝です。
バレンティーノ・ロッシは3勝しています。
最多ポールポジションは、マルク・マルケスとケーシー・ストーナーで、共に4回です。
ファステストラップ、サーキットレコード、ベストポールと3つの記録保持者もマルク・マルケスです。
昨年のリザルトは、1位 マルケス 2位クラッチロー 3位ドヴィジオーゾです。
HONDA機とストレートでのパワーが生かせるDucati機が有利かと思います。
確実にマルケス、ペドロサがトップ争いに絡んでくるでしょう!
ちなみに、今年台風の目となっているルーキーのヨハン・ザルコですが、去年のmoto2で勝っています。
ザルコがYAMAHA勢トップの可能性もありますね。
さて、ザクセンリンク戦のスケジュールは以下の通りです。
金曜日
土曜日
日曜日
となっております!!
Motogpも今週末のレースが終わると折り返しです。
ポイントランキングも拮抗しており目が離せませんね!
要チェックです!!
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