BMW Motorrad JapanのHPで、BMWモータースポーツ体感キャンペーンが6月19日から7月9日までの期間で開催されます。
BMW Motorrad Japanによりますと、BMWのスポーティーでダイナミックなパフォーマンスを体感していただくために、「BMW Motorsport 体感キャンペーン」を実施し、期間中にエントリーフォームよりご応募いただいた方の中から抽選で、7月15日(土)に開催されるBMW Motorsport Festival にて当選者の方2名に、スポーツモデルの最高峰HP 4 Race 富士スピードウェイ サーキット試乗体験が行われるようです。
HP4 Raceと言えば、世界750台限定で発売され、カーボンフレーム&ホイールで、装備重量が171kgと驚異的な軽さで、現在WSBKで戦っているマシンよりも軽量で、最大馬力は215馬力出ており、BMWによるとエンジンスペック自体は耐久選手権、WSBKで使用されているものと大差ないと発表されています。
一般人の私には、A-TECHのBlack Diamondすら 買う事が出来ませんが、SBKスペックのマシンに試乗できるなんて貴重な体験だと思います。以下、応募ページとHP4 Raceの解説です。
2016年のミラノショーで BMWモトラッドが発表したHP4 Raceは世界中に衝撃を与えました。
BMWモトラッド自身が”歴史上で最上質”と謳うレーサーで、BMWモトラッドの社長Stephan Schaller氏が直々に関与したプロジェクトで、社長が出した指示は「フレームとホイールは必ずカーボン製にすること!!」です。
その社長の指示である「フレームとホイールがカーボン」というフレーズが独り歩きしていますが、カウルやタンクカバー、フェンダー等、様々なパーツがカーボン製とされています。
話をフレームに戻しますが、HP4 RACEを販売したことで、BMWモトラッドは
フレームは全体で7.8kgしか無く、同様にカーボンファイバー製のフロント/リアホイールも、剛性を維持しながら軽量合金製ホイールよりも30%も軽量になっています。
足回りも、フロントはオーリンズ製FGR300倒立フロントフォークが採用されています。
リヤはオーリンズ製TTX36GPサスペンションを装備しており、MotoGP、WSBKで採用されているものと同様の装備です。
スイングアームはミル加工などで作られており、WSBKで使用されているものと同じです。
ブレーキも、WSBKで使用されているパーツと全く同じ、ブレンボ製GP4 ORモノブロックキャリパーが採用されています。
エンジンに関しましても、純粋なレーシングエンジンとなっており、WSBKで使用されているエンジンに近い仕様です。
13,900回転で215馬力を発生し、最大トルクは10,000回転で120Nmです。
エンジンの最大回転数は通常のS1000RRの14,200回転から300回転プラスされ、14,500回転がレブリミットです。
6速のクロスレシオギアボックスは最適化されたトランスミッションレシオ、様々なセカンダリレシオの組み合わせとなります。
エレクトロニクスもWSBK車両と変わりなく、2Dのダッシュボード、データロガーが搭載され、市販車とは全く異なるダイナミックトラクションコントロール、エンジンブレーキ、ウイリーコントロールなどが装備されています。
世界限定生産750台で、価格は6万8,000ポンド
日本円に換算すると約949万3,000円くらいです。
キャンペーン応募ページは、コチラ です。
本当にWSBKマシンと大差無いバイクとなっております。
ってか、どうせ応募して当たらないだろうし、S1000RRでJSB1000に参戦しているTeam Motorrad 39の酒井大作 選手に乗ってもらって解説動画をYoutubeにアップロードしてもらうだけで十分なんですけどね・・・
試乗した2名が購入に結びつくとは到底思えませんしね・・・
それよりもS1000RRに関しては、電子制御サス装着車のよりも、非装着車(そのかわり鍛造ホイールが付く)の方が高い現状を何とかして欲しいです。
電子制御サス無し&鍛造ホイール無しのグレードを用意して価格を下げてくれた方が、買う事の出来ない高価なマシンを発表するより嬉しいんですけど!!
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