スパイショット流出!DUCATI新型V4マシン解説!! WSBKは2019年から登場か!?



以前、「次期DUCATIのSuperBikeクワトロフォルマッジを勝手に予想してみる。」 という記事で、現行のパニガーレに変わる時期DucatiのV型4気筒スーパーバイクを予想しました。

時期DucatiのV型4気筒スーパーバイクのスパイショットが流出したので、前回の私の予想等を交えつつ、新型V4マシンを見ていきたいと思います。

11月6日追記:Ducati Panigale V4 が正式発表されました!詳しくは こちらの記事をご覧ください!


とりあえず、バイクの形に触れて行こうと思います。
下の画像は、2011年8月に流出した1199パニガーレの画像で、その下の画像が9月に流出した市販車の画像です。


今回流出した画像を見ると、サイレンサーはパニガーレと同じ位置にありますが、カウリング形状は明らかにパニガーレとは異なります。
よって、カウリングは今回流出した画像に近い形でリリースされると思います。


他の流出写真も一通り見てみましょう。







前回私は、
200%エンジンの挟角はDucati伝統の90度で出してくるでしょう。
また、クワトロという名前が付いているように4気筒なので、エンジン形式としてはデスモドロミック採用のL型4気筒エンジンになるでしょう。
エンジンの圧縮比ですが1299パニガーレRで13.2:1 スーパーレッジェーラで13.0:1です。
既に市販されているアプリリア RSV4RFで13.5:1なので私の予想する圧縮比は13~13.5だと予想します。
ボア×ストロークですが、現行のFIMのレギュレーションは、81mmとされていますので、81mmだと思います。
81mmのボアであれば、ストロークを48.5mmすると1000ccになるので、ボア×ストロークは81mm×48.5mmと予想します。

と書いています。
今回の画像では、エンジンの後ろバンクとクラッチカバーとジェネレーターカバーくらいしか解らないので、スペック的な事はまだ不明です。
しかし、ボア×ストロークが81mm×48.5mm は自信があります(今のレギュレーションを考えると当てやすいし・・・)



そして、前回の私の予想はまだ続きます・・・

恐らく、Supersportで伝統のトレリスフレームと片持ちアームを残し、Ducatiの伝統はSupersportに任せ、次期SuperBikeは思い切った車体構成をしてくるんだろうと予想しています。

~中略~

昨年末頃からそれなりにWSBKのDucatiは速さを見せつけるようになりました。
モノコックでも速く走れる何かを掴んだのでしょうか?
kawasakiが一時期モノコックフレームを採用していましたが現在モノコックフレームを採用しているのはDucatiのみという事に加え、WSBKでもそれなりに上位に食い込める様になったので、伝統のトレリスフレームを捨てた変わりに新たな伝統としてモノコックフレームの採用を継続していくんではないだろうか?
と最近は思っています。

写真を見る限り今回もモノコックフレームのようですね。
ここは予想どおりです!!

他に写真を見て解る大きな特徴と言えば、リヤサスペンションの位置の変更です。



左の全体が写っているバイクは現行モデルです。
この位置にマウントしているのには、設計上リヤサスの位置が取れなかったり、車高を抑えつつ、ストローク量を確保できるというメリットもあるのですが、流出画像の青丸部分を見ると現行モデルとリアサスペンションの位置が異なり、緑丸の位置にリザーバータンクが見えるので、一般的なマウント方法になっているのが解ります。

前回の私の予想はさらに続きます・・・・
「Ducatiの伝統はSupersportに任せ、次期SuperBikeは思い切った車体構成をしてくるのではないか?」と書いた様に片持ちアームは次期モデルから採用しなくなると予想します。

誰がどう見ても、バリバリ片持ちアームですね!!
前回記事を書いたときは、かなりの自信を持っていたので、恥ずかしい事に理由まで述べています・・・

理由は、剛性と軽量化を両立させるならば片持ちアームは非効率的だからです。
片側にしかアームが無いので見た目は軽そうに見えますが、構造上どうしても捻じれ(こじる)応力が発生するため、左右旋回差が出ない程の剛性を持たせるためには、両持ちに比べて倍近くの重量・肉厚が必要になります。
Ducatiの片持ちに限らず、ホンダのプロアームも単体で結構重たいです。
片持ちのメリットとされていた耐久レース等でのタイヤ交換も、耐久レース専用の両持ちスイングアームが昔と比べ発達し、両持ちでも短い時間でタイヤ交換が可能になって来たので片持ちのメリットが見当たりません。

コンパクトなエンジン、コーナーリング性能を上げるための長いスイングアーム、効率的な重量配分とマスの集中を考えると片持ちは時代遅れです。

~中略~

要するに片持ちアームにメリットが無い事に加え、伝統を守らせるためにSupersportをリリース、ジジ・ダッリーニャという天才メカニックのブランド力を利用し、古く非効率的な伝統を捨て去るなら今しかありません。
よって、次期モデルからは両持ちスイングアームになると思います。

中略も挟み、結構な文字数で片持ち採用を全否定しています。
今見ると、異常な片持ち否定・・・
どこからこの自信はやって来たのでしょうか・・・?
まぁ、あの頃は若かったので許してください!!(予想記事を書いたのは先月です)

よくよく考えれば、伝統ってものすごく大事だと思います!!
両持ちは、スーパーバイクのミドルモデル(現行で言うと899)でやってますし、フラッグシップに片持ちは残すべきだと、昨日よりちょっぴり大人になった私は思います!!


さて、前回の私の予想と、流出写真の比較をまとめてみると

・エンジン:デスモドロミック採用のL型4気筒エンジン   正解
・圧縮比は13~13.5位                   未だ不明
・ボア×ストローク 81mm×48.5mm           未だ不明
・車体:モノコックフレームに両持ちスイングアームの採用 モノコックは正解 両持ちは外れ
・その他の装備:スーパーレッジェーラに付いているようなものが一通り採用 未だ不明

となりました。
ちなみに題名に「WSBKは2019年から登場か!?」とありますが、2018年度までWSBKをパニガーレで走ることをDUCATIは発表しています。
来シーズンV4のドカティが見れるのは、スーパーストック クラスかBSBかイタリア国内選手権辺りでしょうか?
恐らくこれから流出画像は増えると思いますので要チェックです!!



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