1つ前の記事で、ホンダの2018年式オフロードコンペティションモデルを紹介しましたが、対するカワサキはKX450F、KX250F、KX100、KX85/KX85-II、KX65が7月1日より発売となっています。
前モデルと比べ大きな変更のある、KX250Fに付いて変更点に触れていきたいと思います。
さて、カワサキのKX250Fの方は以下の通りです。
ファクトリーマシンからフィードバックされた先進の技術を搭載したKX250F。
この度一層の進化を遂げて新発売します。
エンジンは全回転域でパワーとトルクを向上。
更なるラップタイムの短縮に貢献します。
また、サスペンションセッティングを変更し優れた衝撃吸収性と作動性を実現。
コーナー進入時のブレーキングから加速時までの安定性を高めています。
さらにデュアルインジェクターやダウンドラフト構造の吸気ラインの採用、加えてレース活動で培ったチューニングやブリッジド・ボックス・ボトム・ピストンなどの高性能パーツにより、高出力とスムーズなパワーデリバリーを実現。「表彰台のトップにライダーを送り込む」というカワサキの設計理念がふんだんに盛り込まれています。
2017年モデルからの主な変更点
【エンジン】
・フューエルポンプ燃圧変更
・インジェクター搭載角度変更
・フューエルインジェクションセッティング最適化
・吸気ダクト形状変更及びファンネル管長短縮
・吸気バルブタイミング進角
・圧縮比最適化
・エキゾーストパイプ大径化及び管長延長
【シャーシ】
・サスペンションセッティング変更
【その他】
・カラー&グラフィックの変更
POWER UNIT
- 低中速回転域:パワーとトルクが向上したことで、よりスムーズな出力特性となり、2017年モデル以上にパワーバンドが使いやすくなりました。パワーバンドを維持しやすいため、クラッチ操作の負担も軽減されています。
- 高回転域:スムーズな出力特性により、ピークパワーを容易に引き出すことが可能になっています。
車名(通称名) KX250F
全長×全幅×全高 2,172mm×825mm×1,270mm
軸間距離 1,478mm
最低地上高 324mm
シート高 945mm
キャスター/トレール 28°30′/123mm
エンジン種類/弁方式 水冷4ストローク単気筒 / DOHC4バルブ
総排気量 249cm³
内径×行程/圧縮比 77.0mm×53.6mm / 13.4:1
始動方式 プライマリキック
点火方式 デジタル DC-CDI
潤滑方式 セミ・ドライサンプ
エンジンオイル容量 1.0 L
燃料供給方式 フューエルインジェクション
トランスミッション形式 常噛5段リターン
クラッチ形式 湿式多板
ギヤ・レシオ
1速 2.142(30/14)
2速 1.750(28/16)
3速 1.444(26/18)
4速 1.235(21/17)
5速 1.045(23/22)
一次減速比/二次減速比 3.350(67/20) / 3.846(50/13)
フレーム形式 セミダブルクレードル
懸架方式 前 テレスコピック(倒立・インナーチューブ径48mm) 後 スイングアーム(ニューユニ・トラック)
ホイールトラベル 前 310mm 後 310mm
タイヤサイズ 前 80/100-21 51M 後 100/90-19 57M
ホイールサイズ 前 21×1.60 後 19×1.85
ブレーキ形式 前 シングルディスク270mm(外径) 後 シングルディスク240mm(外径)
ステアリングアングル (左/右) 42°/ 42°
車両重量 104.8kg
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量 6.4 L
乗車定員 1名
カラー ライムグリーン
メーカー希望小売価格 772,200円
(本体価格715,000円、消費税57,200円)
となっています。
エンジンは前モデルよりも扱いやすくなっているようです。
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