盗難防止キーシリンダーボルトの外し方 RSV4 FactoryにZETAフライト トップブリッジを付けてみた。

本来なら フロント周り編4 ですが、先日セカイモンで注文して個人輸入したトップブリッジの取り付けを行いました。

取り付ける前から、一番のキーポイントであろう盗難防止用の特殊な形状のボルトの取り外しを行ったので、他メーカー・他車種のバイクでも同じ形状の特殊ボルトを使用している場合には参考になればいいなと思います。

(このブログにあまり自分のバイクは載せる気は無かったのですが・・・)
さて、この形状の盗難防止用の特殊な形状のボルトの取り外し方は、ズバリ! ドリルにて揉み削って外す! です。

なので、邪魔になる外装を外していきます。

折角外すので気になったところは掃除したり、ステアリングダンパー周りをチェック・グリスアップしました。



外装を外すだけでなく、メインスイッチを触る作業なので、バッテリーのマイナス側も外しておくべきです。
忘れがちですが何かあった時には遅いので、忘れずに外しておきましょう。
さて、問題はコイツです。
赤丸の部分でネジ山がフラットになっているこのネジです。
こいつのフラットな部分と同じ径のドリルで穴を開けていきます。
穴がある程度空いたら、私は貫通ドライバーのマイナスを穴に叩き込んでネジを回しました。

↓外れたネジです。(ドリルが斜めに入ってちょっとミスりましたが・・・)

ここまで来ればあとは簡単。
キーシリンダーをトップブリッジに取りつけて組むだけなのですが、フロントフォークのケガキ線の位置が変わってるじゃないですか・・・
下の画像と上から2番目の画像と比較してみれば良くわかると思います。
ハンドルのクランプ位置とトップブリッジとの隙間分上がっています。

良く見たら形状が違いました。
メーカーHPを見ると、強度バランスを追求し設計したレーシングトップブリッジなので形状が違うのは当たり前か・・・

ちなみに、私の車両はノーマルトップブリッジで3本目のケガキ線に付き出し量を合わせていました。
私の乗っているRSV4 Factory 2009年式のノーマル設定のフロントフォークの突き出し量は2本目のケガキ線なのですが、恐らくノーマルの突き出し量で使用した場合はトップキャップとの位置がツラに近い位置になると思います。
現在ケガキ線が丁度1本目位です。
なので、走るコースなどでセッティングを施すうえで、フロントフォークの突き出し量を突き戻す場合は、トップブリッジを元に戻す必要があると思われます。

最後にZETAフライト トップブリッジの品質と重量ですが、高強度アルミ合金でできており、品質は言うまでもなく完璧です。
メーカーHPに「RSV4の場合、純正トップブリッジ534gに対し、当社の試作品が494gと、40gの軽減に成功。」との記載がありますが、トップブリッジ割り締めボルトを付けた状態でノーマルとZRTAの製品を量ってみたら、ノーマル:574g ZETA:492g で82g軽かったです。



ってか、ZETAでノーマルトップブリッジを量った重さが534gなのに、私が量ると574gって・・・何でや?
ZETAのトップブリッジを量って誤差2gなのを考えるとRSV4は外観は変わらないけど、カタログに載らずに しれっと年式によって各部剛性とかピポッド位置やエンジン搭載位置が違うので、09年のRSV4以降はトップブリッジで40g軽量化されているのでしょうか?

ZETAフライト トップブリッジに同梱されているマニュアルは、解りやすい上にトップブリッジ割り締めボルトには、焼き付き防止剤を塗ってねと記載があるのですが、既に塗られていたのでとても親切でした。

パパッと組んで完成。作業終了後はこんな感じです。

実際取り付けて思った事は、セッティングの幅が狭まったのがちょっと悲しいですね。
走ってみてその辺がチャラになればいいのですが・・・・
以上!タダ普通の日記のような記事になってしまいました。

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