がけっぷちのモリワキ!8耐出場を賭けて挑んだ8耐トライアウト結果は!?桜井ホンダは・・・

鈴鹿8耐 第40回記念大会出場選抜レース8耐トライアウトFINALステージとなる、鈴鹿サンデーロードレースが5月20日、21日で行われました。

モリワキレーシングは、1stステージ、2ndステージを転倒によりリタイヤしており、8耐参戦権を獲得するために、トライアウトFINALステージに参戦する事となりました。
44名が大会にエントリーしており、上位15チームが8耐参戦権を手に入れることとなります。
今回のFINALステージは、鈴鹿2&4、SUGO大会の様な耐久レースとは違い、純粋なスプリントレースとなります。
モリワキからは高橋裕紀・清成龍一 両選手がエントリーしました。

※追記:5月23日10:24あり


予選が行われた土曜日は快晴で、特別スポーツ走行のスタート直後、想定外のマシントラブルが高橋選手の車両に発生しPIT INを余儀なくさました。
高橋選手はマシンのセットアップを進められないまま午後の予選を迎え、予選開始ぶっつけ本番の最終ラップで2分10秒515を叩き出し、予選2番手。
一方、チームメイトの清成選手は2分9秒728でポールポジションを決ました。
そして、本日行われた決勝は快晴だったものの、路面温度が50度を超える厳しい路面コンディションとなりました。

本日はフリー走行枠が無く、決勝のみの開催となりました。
高橋選手とすれば、昨日トラブルが出ていたのでマシンの状態を確認したかったでしょうが、それもできずに決勝を迎える事に・・・
そして、午後1時46分、12周で争われるトライアウトFINAL JSB100クラスがスタート。
予選2番手の高橋が先行し、オープニングラップは高橋選手、清成選手の順で通過。
三周目のヘアピンで清成と高橋の順位が入れ替わるも、そこから2台は独走態勢となります。
清成はコンスタントに2分8秒台、続く高橋は2分9秒台で安定して周回を続け、結果 清成選手が優勝、高橋選手が2位を獲得しモリワキレーシングの1-2フィニッシュとなり、2017年度鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦権を無事、手に入れる事となりました。
リザルトは以下の通りです。(クリックで拡大)




高橋選手コメント

「とりあえずトライアウトを無事クリア出来ほっとしたのが正直な感想です。リセッティングした事も良い方向に働きました。結果的に8耐参戦権獲得を最後まで引っ張ってしまった形ですが、今週末のレースに参戦したおかげで本当に多くのデータを蓄積する事が出来ました。色々な事案もが発生しましたが、チームが的確に対応してくれたおかげで想定してたタイムを上回る2分9秒台でコンスタントに周回できる所まで改善しました。まだまだラップライムの改善が出来る余力も残っている事も確認できましたし、もてぎ大会に向けてたテストになった等、本当にポジティブに終わる事が出来ました。
そして、やっと鈴鹿8耐参戦を皆様にご報告出来る事が出来ます。全力で頑張りますので皆様応援宜しくお願い致します!」

清成選手コメント

「今回のトライアウトは結果的に得る物が本当に多かったレースでした。今まで行ってきた事が間違っていなかった事が確認出来たり、8耐に向けた取り組みが出来る等実りの多いものになりました。
決勝に関しては、昨日までの仕様に少しだけ味付けしてコースインしました。レースアベレージとしては8秒で周回しましたが、決して無理はしておらずもっと攻めれば7秒は出せる状況でした。ですが、今回は8耐を意識してロスの無い走り方を模索しながら色々な事を試しながら走行を続けました。それでも8秒台で周回出来ている事を考えればチームのマシン造りに対する方向性は間違っていなかったという事は証明できたと思います。
そしてやっと8耐に参戦できるという事がご報告出来ました。
皆さん応援宜しくお願い致します!」

リザルトをご覧になればわかると思いますが、2003年度に優勝に輝いた桜井ホンダがリタイヤとなりました・・・
アレックス・バロスが好きだった事もあり、桜井ホンダが出ない8耐は寂しいし、非常に残念です。
主催者推薦枠に選ばれると良いのですが・・・


※追記:5月23日00:10
水野 涼選手がTwitterで公表してくれました。どうやら推薦枠に選ばれたようです。


とりあえず記念すべき40回大会の顔が大体出そろいましたね!!
5月22日時点のエントリーリストは以下の通りです。

世界耐久選手権(EWC)年間エントリー13チーム
1 Suzuki Endurance Racing Team
5 F.C.C. TSR Honda
7 YART Yamaha Official EWC Team
8 Team Bolliger Switzerland
10 TRICK STAR Racing
14 MACO RACING Team
32 Team Rabid Transit
50 Team April Moto Motors Events
52 Lukoil BMW Motorrad CSEU
65 Motobox Kremer Racing
94 GMT94 YAMAHA
99 WSB-Endurance
111 Honda Endurance Racing

2016 鈴鹿8耐決勝上位20チーム & TOP10トライアル出場 (22)
 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
  YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING
  Kawasaki Team GREEN
  MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
  Team KAGAYAMA
  Honda Dream Racing
  Moto Map SUPPLY
  TEAMJP DFR
  Honda Team Asia
  Mistresa with ATJ Racing
  au&テルル・Kohara RT
  TeamTras
  Motorrad Rennsport
  TEAM FRONTIER
  KRP三陽工業&RS-ITOH
  Titanium Power HOOTERS Racing
  Honda 浜友会 浜松エスカルゴ
  MOTOBUM HONDA
  CLEVER WOLF Racing
  TEAM MASSA-R
  NCXX RACING
  T・モトキッズ

8耐トライアウト 1st ステージ鈴鹿2&4レース上位10チーム(10)
 BMW Motorrad39
  エスパルスドリームレーシング
  Honda 鈴鹿レーシングチーム
  TONE RT SYNCEDGE 4413
  TEAM VITAL SPIRIT
  Honda EG Racing
  AKENO SPEED・YAMAHA
  Honda熊本レーシング
  Team de" LIGHT
  チーム阪神ライディングスクール

8耐トライアウト 2nd ステージ SUGOスーパーバイク 120マイル耐久レース上位2チーム(2)
 Team SuP Dream Honda
  チームスガイレーシングジャパン

8耐トライアウト FINALステージ鈴鹿サンデーロードレース(15)
MORIWAKI MOTUL RACING
  伊藤レーシングGMDスズカ
  大阪Mobius icu RT 99 & OUTRUN
  ホンダドリーム北九州 & Life 01
  TT45
  RSGレーシング & スクールファミリー
  BANNER RACING
  HKC & IMT Racing
  浜松チームタイタン
  TransMapレーシング・チーム長野 with ACE CAFÉ
  磐田レーシングファミリー with YMC
  山科カワサキ&ビジネスラリアート & YIC京都
  チーム・エッチングファクトリー
  DOG HOUSE

  Honda QCT MEIWA Racing

あとは推薦枠を含む、後日発表されるエントリーリストを待つのみ!
今年の8耐が楽しみです!!

コメント